冷暖房や管の設計で、クロス ブレークは板金部品の補強に使用されます。クロス ブレーク(Cross Break)コマンドでは、板金部品にクロス ブレークのグラフィカルな表現を追加できます。
クロス ブレークは幾何要素ではなく、部品の幾何要素を変更するものではありません。 製造側にクロスブレークの作成に必要な情報を知らせるために追加します。
クロスブレークの性質:
- クロス ブレークをともなう板金部品は展開が可能です。
- クロス ブレークのある面のエッジに対してはエッジ フランジやとめつぎフランジ、スイープ フランジを追加できます。
クロス ブレークのコーナーがエッジの端点にある必要があります。
- クロス ブレークを追加しても、部品の寸法は変わりません。
- クロス ブレークのスケッチを編集することにより、コーナーの移動や関係の変更を行うことが可能です。
- クロス ブレークのある板金部品の図面を作成すると、展開図にベンド方向、ベンド半径、およびベンド角度が表示されます。