フィルタは、構造内でのオブジェクトの表示方法を絞り込みます。SOLIDWORKS では、フィルタは別のエンティティであるため、同じアセンブリの 3DEXPERIENCE フィルタを複数開くことができます。
SOLIDWORKS で 3DEXPERIENCE フィルタを開くには、プロダクト構成エディターでオプションを指定して開く(Open With)コマンドを使用してフィルタを検索して開くか、ドロップを使用します。
SOLIDWORKS でフィルタを開くと、データベースに一意のファイルが作成され、MySession でタイトルとフィルタ アイコンが表示されます。したがって、同じアセンブリのフィルタを複数開くことができ、これらのフィルタはサブアセンブリまたは部品を共有できます。
SOLIDWORKS でフィルタを開くと、MySession にロードされるルート オブジェクトは、3DEXPERIENCE フィルタの物理プロダクトになります。他の物理プロダクトで実行できるすべての操作をそれに対して実行できます。
フィルタではリビジョンで置換(Replace by Revision)はサポートされていません。
フィルタに存在する構成部品のいずれかを削除すると、フィルタを開くことができなくなり、プロダクト構成エディター(Product Structure Editor)でフィルタを更新するようにメッセージが表示されます。また、フィルタが SOLIDWORKS のデータ構造に影響を与える場合、SOLIDWORKS ファイルを開いて構造全体を表示している間に、3DEXPERIENCE 構造のみフィルタ処理されます。
- SOLIDWORKS ファイルにフィルタを定義した場合、3DEXPERIENCE Platform でのみ開くことができます。
- 3DEXPERIENCE に保存(Save to 3D experience)ダイアログ ボックスでは、フィルタに対する改訂(Revise)コマンドが無効になります。
- 3DEXPERIENCE フィルタを参照している SOLIDWORKS アセンブリを保存すると、保存プロセスがブロックされます。
- SOLIDWORKS から、フィルタ処理された構造に構成部品を追加すると、新しい構成部品は 150% の構造に追加されます。ただし、フィルタ定義は、構成部品のフィルタ条件とフィルタが一致する場合にのみ修正されます。
フィルタ構造は図面に変換でき、図面を保存すると、図面とフィルタの間に関係が作成されます。フィルタと図面には、Relations アプリケーションを使用してアクセスできます。SOLIDWORKS でフィルタの図面を開くと、フィルタが自動的にダウンロードされ、図面の依存関係が管理されます。すべてのライフサイクル関連操作を図面で実行できます。