イルミネーションを含むユーザー定義色見本の使用

SOLIDWORKS 2009 よりも前のもので作成された色見本にアクセスできる場合は、イルミネーションを含むユーザー定義色見本をモデルに適用できます。

SOLIDWORKS 2009 よりも前は、ユーザー定義色見本にはイルミネーションおよび RGB 値を含められていました。 後続のリリースでイルミネーションは削除されましたが、SOLIDWORKS に付属するくすんだ色(dull.sldclr)、光沢のある色(shiny.sldclr)、および透明(transparent.sldclr)の色見本にイルミネーションが残っています。 これらの色見本を使用して、イルミネーションおよび色をモデルに適用できます。

SOLIDWORKS 2015 では、イルミネーションを含む色見本は SOLIDWORKS に付属されなくなりました。ユーザー定義色、イルミネーション、および表面粗さを含む一連の外観を定義する際には、色見本ではなくユーザー定義の外観を使用することが推奨されています。

しかし、イルミネーションを含む古いユーザー定義色見本にアクセスできる場合は、これらを使用することもできます。

イルミネーションを含むユーザー定義色見本を使用するには:

  1. ユーザー定義色見本のファイルの場所を定義します:
    1. (標準ツールバーの)オプション をクリックします。
    2. システム オプション(System Options) タブでファイルの検索(File Locations) をクリックします。
    3. 次のフォルダを表示(Show folders for)色の見本(Color Swatches)を選択します。
    4. 追加(Add)をクリックし、色見本を含むフォルダを参照して、OK をクリックします。
    5. OK をクリックします。
  2. 外観編集(Edit Appearance) Appearances.gif (ヘッズアップ表示ツールバー)、または編集(Edit) > 外観(Appearances) > 外観(Appearances)をクリックし、外観(Appearances) PropertyManager を開きます。
  3. 色/イメージ(Color/Image)タブの色(Color)でドロップダウン リストから使用する色見本を選択します。
  4. イルミネーションの適用(Apply Illumination)を選択します。
  5. その他の外観を選択します。
  6. PM_OK.gif をクリックします。
    モデルの現在の外観のイルミネーション プロパティが、ユーザー定義色見本により上書きされたことを警告するメッセージが表示されます。
  7. OK をクリックします。