等電位更新モードでの作業

SOLIDWORKS Electrical は、作業中に Electrical プロジェクト データベースと図面のグラフィックを自動的に更新します。ただし、大規模なプロジェクトでは、多くの計算が必要になり、遅延が発生する可能性があります。遅延モードを有効にすると、プロジェクトと図面の自動更新を無効にし、時間を節約できます。

遅延更新モードの有効化と無効化

遅延モードを有効にすると、ワイヤを操作したときに等電位更新の計算を自動的に無効にできます。ワイヤ配線順序やエクスポートなどの等電位情報が必要な機能を使用すると、機能の実行中に自動更新が可能になります。

  1. 遅延モードを有効にするには、プロセス(Process) > 有効化(Activate) をクリックします。
    遅延モードが有効な場合、ワイヤと等電位番号は表示されず、等電位の競合は検出されません。
    • 有効化(Activate) アイコンが強調表示されます。
    • 自動更新は無効です。
  2. 遅延モードを無効にするには、有効化(Activate) をクリックします。
    • 有効化(Activate) アイコンの強調表示が除去されます。
    • 自動更新が有効です。

等電位計算を手動で更新

等電位計算は手動で更新できます。
  1. 等電位を更新するには、プロセス(Process) > 接続の更新(Update connections) をクリックします。
    接続の更新(Update connections) は、遅延モードが有効な場合にのみ使用できます。