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ハッチングの作成(Creating Hatches)

Hatch コマンドは閉じた領域や指定されたエンティティ内にハッチング パターンを作成するときに使用します。ハッチングにより材料やエリアを区別し意味を与えることができます。建築図面等一部のアプリケーションでは、図面の明瞭性と判読性を向上するためにハッチングパターンを必要とします。パターンと同様、パターン(Pattern)リストからソリッド(Solid)を選択することにより、ソリッド ハッチングを適用して、囲まれた領域を現在の色で塗り潰すことができます。

既存のハッチング パターンを修正する方法については、「ハッチング パターンのカスタマイズ」を参照してください。

領域をハッチングするには、次の手順を実行します。

ハッチングパターンを設定するには:

  1. 作成(Draw) > ハッチング/塗り潰し(Hatch/Fill)を選択します(または Hatch と入力します)。
  2. ハッチング/塗り潰し(Hatch/Fill)ダイアログ ボックスのタイプ(Type)リストからパターン タイプを選択します。
    • 定義済み(Predefined)。ISOおよびANSI準拠パターンや特定の産業でよく使われるパターンを含む定義済みのパターンから選択できます。
    • ユーザー定義(User-defined)。個人または社内で作成されたパターンを選択できます。
    • カスタム(Custom)角度(Angle)間隔(Spacing)により作成されるパターンを指定します。
  3. 定義済み(Predefined)タイプをパターン(Pattern)リストから選択した場合にはパターンを選択します。

    パターン(Pattern)リストの横のプレビュー(Preview)パネルに選択されたパターンが表示されます。

    代わりに、パターン スタイルの選択(Select Pattern Style)ダイアログ ボックスを使用し、 をクリックしてタイプとパターンを選択することもできます。

ハッチングパターンの角度とスケールを設定するには:

  1. 角度(Angle)リストから、ハッチング パターンの角度を指定します。

    標準ハッチング パターンは、水平、垂直、斜めの線で構成されています。0度の角度を指定すると水平線になります。角度(Angle)リストには、0 〜 360 度の角度が 15 度刻みで表示されています。正の角度は反時計回りになります。

  2. 尺度(Scale)リストから、ハッチング パターンの尺度係数を指定します。

    尺度(Scale)リストには、0.25 〜 2 の値が 0.25 刻みで表示されています(デフォルトは 1)。たとえば、2を指定するとパターンの間隔が2倍になり、.25を指定すると元の寸法の1/4になります。

    注記: ユーザー定義のパターンはスケールできません。ユーザー定義パターンの間隔を変更するには、間隔(Spacing)リストを使用します。

  3. ユーザー定義(User-defined)タイプを選択した場合、間隔(Spacing)にはハッチング パターンの線間の距離を指定します。

    距離は図面の単位で指定します(デフォルトは 1)。間隔を変更することにより特定の領域に対するパターンをカスタマイズすることができます。

  4. ISO パターン(Pattern)タイプを選択した場合、ISO ペン幅(ISO pen width)リストを使ってペン幅を選択します。
  5. 単位をシートに合わせるにはシートの単位に基づいた尺度設定(Scale based on sheet's units)をクリックします。

ハッチングパターンの開始点を設定するには:

  • パターン始点(Pattern start point)で、次のいずれかを指定します。
    • 現在の図面の原点(Current drawing origin)。現在のハッチング原点を維持します(デフォルト)。
    • ユーザー定義位置(User-defined location)座標系を指定(Specify coordinates) 座標系を指定 をクリックしてグラフィックス領域をクリックするか、境界を使用(Use boundary)リストから位置を選択します。指定された位置を保存するには、デフォルトとして設定(Set as default)をクリックします。

ハッチングパターンの境界を設定するには:

  • 境界設定(Boundary settings)で境界を指定する方法を選択します。
    • エンティティを指定(Specify entities) エンティティを指定。境界を形成するエンティティを選択できます。
    • 点を指定(Specify points) 点を指定。閉じた領域を点で指定して境界を定義します。
    • 境界を再構築(Rebuild boundary) 境界を再構築。削除後、境界を置き換えます(EditHatch コマンドを使用している場合のみ有効)。
    • 境界エンティティを削除(Delete boundary entities) 境界エンティティを削除。境界を構成するエンティティのセットから境界を削除します。
    • 境界エンティティをハイライト(Highlight boundary entities) 境界エンティティをハイライト。図面に境界を表示します。

ハッチングパターン オプションをさらにカスタマイズするには:

ハッチングおよび境界の追加オプションを指定します。

アクセス

コマンド: Hatch

メニュー: 作成(Draw) > ハッチング(Hatch)



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