点の挿入(Inserting Points)
Point コマンドは点を作成し、通常図面内で参照として使用されます。
点は特に3D作図プロセスにおいてエンティティをスナップするノードとして使用できます。後に点が必要なくなったら、削除します。
作図で点を使う利点はエンティティスナップによりスナップできることです。また、点エンティティを図面に挿入する代わりにエンティティトラッキングまたはスナップオプションのFromを使うこともできます。
点は様々なスタイルとサイズで表示できます。
点を図面内で記号として使用することもできますが、図面内でアクティブにできる点スタイルは1つだけです。
点を1個挿入するには:
- 作成(Draw) > 点(Point) > 単一点(Single Point)をクリックします(またはPointと入力します)
- グラフィックス領域で、点を挿入した点をクリックするか、座標を入力します。
正確な配置には座標フィルタや推測を使用してください。
複数の点を入力するには:
- 作成(Draw) > 点(Point) > 複数点(Multiple Point)をクリックします(またはPointと入力し、複数(Multiple)オプションを指定します)。
- グラフィックス領域で、点を挿入したい位置をクリックするか、座標を入力します。
- ステップ2を繰り返し、点の挿入が終了したらEscキーを押します。
一時的な参照点として使用する場合、図面を印刷またはプロットする前に点スタイルをドットなしにすることで削除する必要がなくなります。あるいは、印刷の前に非表示にできるか、またはフリーズできる別の画層に点を入力する、あるいは作図完了後に削除することも可能です。
コマンド:Point
メニュー:作成(Draw) > 点(Point)