コマンドを透過的に使用(Using Commands Transparently)
透過的コマンドとは、別のコマンドの実行中に使用できるコマンドおよび機能のことです。
コマンドを透過的に使用するには、コマンド名の前にアポストロフィを入力します。透過的に使用できるのはコマンドのサブセットのみです。
透過的コマンドには、以下に対するコマンドおよび機能が含まれます:
- グラフィックス領域の表示を変更する(例:Zoom、Panコマンド等)
- 図面の精度をコントロールする(例:Grid、Snap、Orthoコマンド等)
- 情報表示機能を起動する
- ツールバーのロードとクローズ
- ヘルプシステムの起動
エンティティスナップおよびエンティティ選択オプションは元々、透過的な機能です。
透過的なコマンドを実行した後も、元のコマンドが続行されます。
透過的コマンドを起動するには:
- コマンドを実行中のコマンド ウィンドウのプロンプトで、コマンド名の前にアポストロフィを入力します。 例:'Zoom