フリー相互作用

静解析、非線形解析、固有値解析、座屈解析のスタディでは、フリー相互作用によって構成部品間の相対運動に制限は生じません。 熱伝導解析スタディの場合、接触領域を通じ、制約条件により熱流の発生が防止されます。 静解析、非線形のスタディの場合、適用される荷重によって、構成部品または本体に影響が出る可能性があります。

グローバル レベルまたは構成要素レベルでフリー相互作用を適用すると、適用された荷重によって干渉が発生しない場合、解の時間を短縮できます。 ただし、適用された荷重が干渉の原因となる場合は、結果が無効になります。

干渉が絶対に発生しないことが確実でない限り、構造問題にこのオプションを使用しないでください。

荷重がオブジェクト干渉の原因となる場合は、間違った結果となります。
荷重の適用中にオブジェクトは干渉しません。