サブモデリング スタディ

サブモデリング スタディを使用すると、モデル全体の解析を再実行せずに、大規模モデルのローカル領域での結果を向上させることができます。 選択ボディのみのメッシュを改良し、サブモデルの解析を再実行すると、計算時間を短縮できます。

この機能は SOLIDWORKS Simulation Professional 以上で使用できます。

比較的粗いメッシュでマルチボディ部品または大規模アセンブリの静解析スタディまたは非線形静解析スタディをセットアップして実行した後で、ボディのグループをサブモデルとして定義します。 サブモデル内のボディのメッシュを改良し、スタディを再実行して、サブモデルの結果のみを改善します。モデルの残りの部分の結果を再計算する必要はありません。

サブモデリング スタディは親スタディから派生します。 サブモデリング スタディを作成するには、次の条件を満たしている必要があります:

  • スタディ タイプが静解析スタディまたは非線形静解析スタディで、複数のボディがあり、サブモデリング スタディではないことが必要です。 2D 簡略化スタディは親スタディとして使用できません。
  • サブモデルの選択ボディは、選択されていないボディとの間に接触圧力が発生する接触が定義されていてはいけません。
  • サブモデルの選択ボディは、選択されていないボディとコネクタを共有することはできません。たとえば、以下の配管アセンブリは適切な親モデルではありません。2 つの部品からなるサブモデルは、ボルトによって 3 つめの除外された部品に接続されています。
  • サブモデルのカット境界は、ボディを横切ってカットすることはできません。
  • サブモデルのカット境界は、梁のジョイント間やシェルエッジ間のボンド接触をカットすることはできません。
  • サブモデルのカット境界は、互換性のないメッシュを使用したボンド接触をカットすることができます。