溶接のコストの評価

  1. 溶接で、Costing tool_costing_tools.gif (ツール ツールバー、あるいは CommandManager の評価タブ) または ツール (Tools) > SOLIDWORKS アプリケーション (SOLIDWORKS Applications) > Costing をクリックします。
    テンプレートに十分な情報があり、テンプレートと一致する材料が部品に割り当てられていれば、コスト見積もりが実行され、Costing タスク パネルに部品毎の推定コスト（Estimated Cost Per Part）が表示されます。 テンプレートに十分な情報がない場合、または Costing の入力値を編集する場合は、下記のステップに従います。
  2. Costing タスク パネルで、次の操作を実行します:
    1. テンプレート (Template) から、テンプレートを選択します。 デフォルト テンプレートを使用するか、ユーザー定義の製造データを使用するためのテンプレートを作成することができます。
      単一ボディ溶接（鋼材レイアウト）では機械加工テンプレートが使用され、マルチボディ溶接ではマルチボディ テンプレートが使用されます。
    2. 材料で、クラスと名前が指定されていなければ、選択します。 クラスと名前は、部品の材料が機械加工テンプレートのクラスと材料と一致している場合に指定されます。
      ユーザー定義のクラスと材料を Costing タスク パネルに表示する場合は、材料と材料の製造方法に関する情報を含むテンプレートを作成します。
      材料費は、選択したクラスと名前の組み合わせに対するテンプレート内のコストです。 テンプレートを編集することなく、材料費を上書きすることができます。 上書きは開いている部品だけに適用され、テンプレートには影響しません。 材料費を上書きすると、テキスト ボックスが黄色で表示されます。
    3. 単一ボディの鋼材レイアウトの ストック ボディ (Stock Body) で、ストック ボディの 標準 (Standard)、輪郭 (Profile)、および サイズ (Size) を選択します。
      ストック ボディの選択には、重要な意味があります。部品から材料を削除するために使用されるマシン加工のタイプを決定します。
    4. コスト計算方法 (Method of Costing) で、長さあたりのコスト (Cost per length) または ストック長あたりのコスト (Cost per stock length) を選択します。 ストックをプレビュー (Preview stock) を選択して、ストック ボディをグラフィックス領域にプレビュー表示します。
      ストックをプレビュー（Preview stock）には、作成に使用するプロファイルに基づいた鋼材レイアウトが表示されます。 Costing タスク パネルで選択されたプロファイルが鋼材レイアウト自体のプロファイルに一致しない場合、プレビューは表示されません。
    5. 個数で、部品総数とロット サイズを設定します。
    6. オプションとして、購入レートに、使用される機械に関係なく、すべての製造過程のコストを決定する時間あたりのコストを設定します。
    7. オプションとして、値上げ/値引きで比率を使用して材料費またはコスト合計を調整します。
      部品に設定された材料から材料情報が抽出され、コスト見積もりが実行されます。 CostingManager に、部品で認識された切削オペレーションや穴あけオペレーションなどのマニュファクチャリング フィーチャーが表示されます。 Costing タスク パネルに、部品毎の推定コストが表示されます。
  3. オプションとして、CostingManager で、ユーザー定義操作の追加、既存のオペレーションの編集と上書きを実行できます。