金型冷却解析は、部品、冷却管、ランナー システム、金型間の共役熱伝導を計算します。
金型の熱容量が解析で適切に表されるように、エジェクタ ハウジングを除く金型本体の金型寸法を正確に指定することが重要です。 シミュレーション目的のみに作成された仮想金型は、金型をスペース内の長方形ボリュームとして表す領域です。

仮想金型設計(Virtual Mold Design)は SOLIDWORKS Plastics Premium で利用できます。
仮想金型(Virtual Mold)PropertyManager を開くには:
- PlasticsManager で領域(Domains)
を右クリックし、仮想金型設計(Virtual Mold Design)をクリックします。
指定方法
境界ボックス |
金型を表すスペース内の長方形ボリュームを、部品のおおよその中心点に配置します。 |
グローバル座標(Global coordinate) |
グローバル座標系を使用して、金型を表すスペース内の長方形ボリュームの位置と寸法を指定します。 |
パラメータ
+X、-X |
スペース内の長方形ボリュームの X 座標の範囲を指定します。 |
+Y、-Y |
スペース内の長方形ボリュームの Y 座標の範囲を指定します。 |
+Z、-Z |
スペース内の長方形ボリュームの Z 座標の範囲を指定します。 |
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正の座標範囲と負の座標範囲をリンクし、負の範囲が正の範囲と同時に変化するようにします。 |
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座標の正の範囲と負の範囲を個別に指定します。 グラフィック ウィンドウで赤、緑、青の矢印をクリックして、仮想金型のサイズを動的に変更することもできます。
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リセット |
仮想金型をデフォルト サイズにリセットします。 |