非拘束のボディ(Underconstrained Bodies)PropertyManager

非拘束のボディ(Underconstrained Bodies)ツールは、シミュレーション中に部品またはアセンブリ中の拘束が不十分なボディを検出し、剛体モードを提示できます。

非拘束のボディ(Underconstrained Bodies)ツールは静解析スタディで使用できます。

非拘束のボディ(Underconstrained Bodies)PropertyManager を開くには、次のいずれかを実行します。

  • 静解析スタディ ツリーで、接合部(Connections) を右クリックし、非拘束のボディ(Underconstrained Bodies) をクリックします。
  • CommandManager で 診断ツール(Diagnostic Tools)を選択し、非拘束のボディ(Underconstrained Bodies)をクリックします。
ボディは、拘束、コネクタ、ボンド条件、または接触相互作用によって適切に支えられていない場合、自由に並進または回転する可能性があります。拘束されていないボディには、次の 6 つの剛体モードがあります。3次の並進と3次の回転。

非拘束ボディのアルゴリズムは、剛体モードの解析時に、静解析スタディで定義した拘束とボンド条件に加えて接触相互作用を考慮します。

  計算(Calculate) 並進性または回転性の剛体モードを提示するボディを部品またはアセンブリで検出します。
  結果

剛体モードを提示するボディまたはボディのグループをリストします。

いずれかの自由度(たとえば、Translation 1Rotation 1)を選択すると、拘束されていないボディの並進または回転がアニメーション表示されます。グラフィック領域の緑の矢印は、自由移動(並進または回転)の方向を指しています。

剛体が検出されない場合、ソルバは、モデルが完全に拘束されているというメッセージを表示します。

結果ツリーでグループまたはボディとモードを展開したり折りたたんだりして、読み取りやすくすることもできます。
クリックボードへコピー(Copy to Clipboard)

非拘束ボディの現在の結果をクリップボードにコピーします。コピーしたデータを Microsoft Word または Excel ドキュメントに貼り付けることができます。

解析を続行する前に、非拘束ボディを適切な移動または回転拘束により安定化させます。詳細については、次も参照してください: モデルを安定化させるためのソフト スプリングの使用 および剛体移動の防止