評価された属性は、3DEXPERIENCE platform に保存された SOLIDWORKS 図面の完成度変更を自動的に追跡して表示します。
メリット: 属性を評価することで、完成度の変更を簡単に追跡し、図面の履歴を手動で更新することなく確認できます。
一般的な使用では、始めに設計者と製造者の承認タスクを含むルート テンプレートを作成します。各タスクは、MySession のChange Actionコマンドを使用して承認され、図面の完成度が更新されます。すべてのタスクが承認されると、図面のステータスがリリース済み（Released）に変わります。
この機能のワークフローは次のとおりです。
- SOLIDWORKS で図面ファイルを開きます。
- 次の PLM プロパティを参照するアノテートを追加します。
- ea_changestatusaction: 図面のステートアップに使用される Change Action。
- ea_changestatusdate: 完成度の日付が変更されます。
- ea_changestatusby[i]: 完成度の変更を実行したユーザー。
- ea_changestatustask[i]: 完成度の変更を実行するために使用されたタスク。
- 属性が登録されるように、図面を 3DEXPERIENCE platform に保存します。
- SOLIDWORKS で図面を再構築し、アノテート アイテムが正しく表示されるようにします。
- MySession で、Change Action またはステータスを変更（Change Status）コマンドを使用して、作業中（In Work）、凍結（Frozen）、リリース済み（Released）、および廃版（Obsolete）などの図面のステータスを更新します。
- 3DPlay またはサポートされている任意の Web ビューアーで図面を開き、更新されたアノテート アイテムを表示し、情報が正確であることを確認します。
評価済み属性の使用には、次の制限があります。
- スタンドアロンのアノテート アイテムでのみ機能し、テーブル内のプロパティや他のアノテート アイテムとの組み合わせはサポートしていません。
- インデックス作成のため、通常の属性には遅延が発生する場合がありますが、ea_ 属性は即座に更新されます。
- タスクや日付フィールドなどの空の属性は、SOLIDWORKS では「-」として表示されます。
- UDL および PDF 形式のみをサポートし、DXF/DWG はサポートしていません。
- 完成度遷移のタスクは、図面がリリースされるか、廃版とマークされた後にのみ評価されます。