メカニカル Toolbox 標準の管理
メカニカル Toolbox には、ドラフティングの既存の工業標準や国家標準を表す一連のデータ テーブルが含まれています。
ドラフティング標準を使用すると、エンティティ、寸法、記号、およびテキスト サイズのすべての表現を制御できます。
図面の作業を開始する前に、標準を選択することが推奨されます。アクティブな標準とは、現在図面で使用中の標準です。
ユーザー定義標準を SQLite ファイルとして保存すると、別の図面またはテンプレートにインポートできます。
メカニカル Toolbox では標準に次の 2 つのカテゴリがあります。
- 基本標準。ANSI、BSI、DIN など、事前定義されている工業標準。事前定義されている標準は、いずれかを活動化するか、ユーザー定義標準のベースとして使用できます。
- ユーザー定義標準。会社の標準に従った設定で作成するドラフティング標準。提供されている事前定義標準のいずれかから独自の標準を作成できます。
標準は、Toolbox - 標準(Standards)ダイアログ ボックスから管理できます。
- 基本標準には、名前の横にフラグが付きます(
、
など)。基本標準の修正、名前変更、削除は行うことができません。
- ユーザー定義標準には
記号が付きます。ユーザー定義標準を作成するには、事前定義標準をコピーし、新規のユーザー定義標準として保存します。これらの標準は、編集、名前変更、削除が可能です。
標準で使用できるコマンドは、その標準のタイプによって異なります。
標準のタイプ |
使用可能なコマンド |
基本標準 |
コピー |
アクティブ化 |
ユーザー定義標準 |
コピー |
削除 |
名前変更 |
編集(Edit) |
アクティブ化 |
インポート |
エクスポート |
内容
- Toolbox - 標準ダイアログ ボックス
Toolbox - 標準ダイアログ ボックスを使用して、現在の図面の標準をアクティブ化し、標準を作成、編集、インポート、およびエクスポートします。
- 標準のアクティブ化
標準をアクティブ化して、その標準を図面の現在の標準に設定できます。アクティブ化された標準は、Toolbox - ハードウェアおよび Toolbox - 穴ダイアログ ボックスの標準ドロップダウン リストでデフォルトの標準として使用されます。
- ユーザー定義標準の作成
標準に含まれる値を修正するには、ユーザー定義標準を作成する必要があります。編集できるのはユーザー定義標準のみです。
- ユーザー定義標準の名前変更
ユーザー定義標準の場合にのみ、名前を変更できます。
- ユーザー定義標準の削除
削除可能な標準は、ユーザー定義標準で、アクティブになっていないもののみです。
- ユーザー定義標準の編集
Toolbox テーブル エディタを使用して、ユーザー定義標準内のデータ テーブルを編集します。