定義済みおよびユーザー定義ハッチングを使用
グラフィックス領域のジオメトリにユーザー定義ハッチングを作成して適用するには、AM_UserHatch コマンドを使用します。
コマンドを使用すると、角度(Angle)と間隔(Spacing)の設定に基づいてハッチング パターンを作成できます。また、定義済みハッチングのプロパティを変更して、ユーザー定義のハッチングを作成することもできます。
定義済みハッチングを適用するには:
- コマンド プロンプトで AM_UserHatch と入力します。
- ダイアログ ボックスのスタイル(Style)で、使用する定義済みハッチング パターンを指定します。
角度 45 度、間隔 2.5 ミリメートル、各 0.1 インチの単一ハッチング
角度 45 度、間隔 5 ミリメートル、各 0.22 インチの単一ハッチング
角度 45 度、間隔 13 ミリメートル、各 0.5 インチの単一ハッチング
角度 135 度、間隔 2.7 ミリメートル、各 0.12 インチの単一ハッチング
角度 135 度、間隔 4.7 ミリメートル、各 0.19 インチの単一ハッチング
角度 135 度、間隔 11 ミリメートル、各 0.4 インチの単一ハッチング
角度 45/135 度、間隔 2.3 ミリメートル、各 0.09 インチのクロス ハッチング
- グラフィックス領域で、ジオメトリの閉じた領域の内部の点を指定します。
指定したハッチングが領域に追加されます。
ユーザー定義のハッチングを適用するには:
- コマンド プロンプトで AM_UserHatch と入力します。
- ダイアログ ボックスのスタイル(Style)で、ユーザー定義(User-defined)を選択します。
ヒント: 定義済みパターンの角度と間隔を変更して、ユーザー定義のハッチングを作成できます。
- 角度(Angle)で、ユーザー定義ハッチングの角度を指定します。定義済みハッチング パターンの角度を上書きすることもできます。
- 間隔(Spacing)で、ユーザー定義ハッチングのハッチング ライン間の距離を指定します。定義済みハッチング パターンの間隔を上書きすることもできます。
- 次のオプションを指定します。
- 二重(Double)。このオプションを有効にすると、ハッチングで二重線ハッチング パターン(クロス パターン)が使用され、基本直線に対して 90 度の角度でも線が描かれます。
- 境界を計算(Calculate boundary)。編集時にハッチング領域の新しい境界を計算します。このオプションは、ハッチング作成時には使用できません。
- ハッチング距離を ... ハッチング ライン未満の距離で適用(Adapt hatch distance at less than ... hatch lines)。ハッチングする領域が小さすぎて、指定したパターンと一致しない場合に描かれるハッチング ラインの数を指定します。デフォルトでは、ハッチング ラインの最小数は 5 です。
- OK をクリックします。
- グラフィックス領域で、ジオメトリの閉じた領域の内部の点を指定します。
指定したハッチングが領域に追加されます。
コマンド: AM_UserHatch