ユーザー定義のハッチングの編集
グラフィックス領域で既存のユーザー定義ハッチングをすばやく編集するには、AM_UserHatchEdit コマンドを使用します。コマンドによりハッチング(Hatch)ダイアログ ボックスが表示されます。
ユーザー定義のハッチングを編集するには、次の手順に従います。
- コマンド プロンプトで AM_UserHatchEdit と入力します。
- グラフィックス領域で、既存のユーザー定義ハッチングを指定します。
- ダイアログ ボックスのスタイル(Style)から、使用する新しい定義済みハッチング パターンを選択します。
- 角度(Angle)で、ユーザー定義ハッチングの角度を編集します。定義済みハッチング パターンの角度を上書きすることもできます。
- 間隔(Spacing)で、ユーザー定義ハッチングのハッチング ライン間の距離を編集します。定義済みハッチング パターンの間隔を上書きすることもできます。
- 次のオプションを指定します。
- 二重(Double)。このオプションを有効にすると、ハッチングで二重線ハッチング パターン(クロス パターン)が使用され、基本直線に対して 90 度の角度でも線が描かれます。
- 境界を計算(Calculate boundary)。編集時にハッチング領域の新しい境界を計算します(このオプションはハッチングの編集時にのみ使用できます)。このオプションを非活動化すると、ステップ 2 で指定したハッチングが変更されます(ステップ 8 は実行されません)。
- ハッチング距離を ... ハッチング ライン未満の距離で適用(Adapt hatch distance at less than ... hatch lines)。ハッチングする領域が小さすぎて、指定したパターンと一致しない場合に描かれるハッチング ラインの数を指定します。デフォルトでは、ハッチング ラインの最小数は 5 です。
- OK をクリックします。
- 境界を計算(Calculate boundary)オプションを活動化した場合、ステップ 2 で指定したハッチングが削除されます。次のように操作できます:
- グラフィックス領域で、ハッチングする領域の点を指定します。
- - または -
- エンティティを指定 (Specify entities)オプションを選択し、グラフィックス領域でハッチングする図面エンティティを指定します。
- ハッチングは、変更後の設定に従って変更されます。
コマンド: AM_UserHatchEdit