収束診断プロット PropertyManager

収束診断プロット(Convergence Diagnostics Plot)は、ソルバで接触収束問題が発生したモデルの領域を検出します。

収束診断プロット(Convergence Diagnostics Plot)にアクセスするには:

  • 診断ツール(Diagnostic Tools) > 収束診断プロット(Convergence Diagnostics Plot)(Simulation CommandManager)をクリックするか、
  • シミュレーション スタディ ツリーで、結果(Results)を右クリックし、収束診断プロットを定義(Define Convergence Diagnostic Plot)をクリックします。
表示(Display) このプロットには、接触収束のステータスと正規化された変位補正に関するモデルの臨界領域と安全領域が表示されます。ソルバが接触収束に到達せず、正規変位補正の値が大きかったモデルの領域を表示するには、スライダを重大(Critical)の方向に動かします。

プロットの凡例には、接触相互作用の定式化に関与する総要素に対する、接触収束が達成された要素の体積比が表示されます。

正規変位補正は、最終接触反復回数における、総節点変位ベクトルに対する総節点変位増分ベクトルの比率です。



  • 解析を実行する前に、グローバルレベルおよびローカルレベルの相互作用設定で定義された接触相互作用の領域を、相互作用ビューア(Interaction Viewer)PropertyManager を使って検証できます。
  • 接触する部品間のクリアランスをチェックします。クリアランスがしきい値(ローカル相互作用(Local Interactions)PropertyManager で定義されている)よりも大きい部品は、ローカル レベルでの接触条件を満たしません。

プロパティ

タイトルを表示する(Include title text) プロットのタイトルを入力します。
指定ビューの表示方向に関連付ける(Associate plot with name view orientation) プロットに適用する定義済みビュー方向を選択します。
現在のビューに関連付ける(Associate with current view) 現在のビュー方向をプロットに適用します。