コラボレーション スペース構成センターでの Toolbox 設定の管理

プラットフォーム管理者は、コラボレーション スペース構成センターで Toolbox 設定を管理します。ソフトウェアは、すべての CAD 設計者のアクセスを一貫させるために、Common Space などのパブリック コラボレーション スペースにのみ構成部品を格納します。プライベート スペースや保護されたスペースには格納しません。標準ライブラリ管理には、これらの設定の構成とトラブルシューティングの問題に関するオプションが用意されています。

Toolbox を設定する際、プラットフォーム管理者は以下を行うことができます。
  • Toolbox 構成部品の保存場所を選択します。
    • リストには、共通スペース(Common Space)などのパブリック コラボレーション スペースのみが表示されます。
    • アクセス制限のため、プライベート スペースおよび保護されたスペースは表示されません。
  • Toolbox 構成部品の完成度ステータスを設定します。
    • デフォルトでは、構成部品はリリース済み(Released) となっています(標準および変更不可)。
    • プラットフォーム管理者は、特定の 3DEXPERIENCE 属性を適用するようにステータスを調整できます。
これらの設定により、Toolbox ライブラリの一貫性と集中管理が維持され、すべての CAD 設計者が同じ構成部品を使用できるようになります。

パブリック コラボレーション スペースを使用する理由

プライベート スペースおよび保護されたコラボレーション スペースは、設計ごとの Toolbox 設定では使用できません。3DEXPERIENCE platform では、全員が標準ライブラリに自由にアクセスできるように、このように設定されています。インストールやセットアップ ガイドラインに基づき、Toolbox の各構成部品をパブリック スペースに配置することで、誰でも自由に使用できるようになります。

Toolbox 設定の構成

  1. 管理者として 3DEXPERIENCE platform にログインし、コラボレーション スペース構成センター(Collaborative Space Configuration Center)を開きます。
  2. 標準ライブラリ管理(Standard Libraries Management)に移動します。
  3. Toolbox 設定(Toolbox settings)を開き、コラボレーション スペースを選択します。
  4. 共通スペース(Common Space)などの使用可能なパブリック スペースから選択します。
  5. この操作はオプションです。Toolbox 構成部品の完成度(maturity)ステータスを変更します。デフォルト ステータスはリリース済み(Released)です。

その他のリソース

3DEXPERIENCE SOLIDWORKS での Toolbox の操作に関する詳細なガイドについては、Dassault Systems ナレッジ ベースにサインインし、「 Toolbox での作業 - 3DEXPERIENCE SOLIDWORKS での作業」での以下の記事を参照してください。