デノイザー

デノイザーでは、製造品質イメージのレンダリング時間を大幅に短縮できます。

デノイザーは機械学習に基づく事後プロセッシング技法を使用し、高速(Fast)および高精度(Accurate)レンダリング モードで作成された未完成なイメージやノイズの多いイメージからノイズを除去します。



		

デノイザーを使用してパフォーマンスを最大化するには、レンダリング パスの数を減らします。たとえば、デノイザーなしで通常 500 パス必要なシーンの場合、デノイザーを有効にすると、50 パスに設定して同様の品質が得られる可能性があります。イメージ品質の目標によっては、必要なパス数がさらに少なくなる可能性があります。実際のパスとレンダリング時間の短縮は、コンピュータのハードウェアとシーンの複雑さによって異なります。

オフラインまたはライブ配信レンダリングを使用する場合、Visualize Boost はデノイザーをサポートします。SOLIDWORKS Visualize Boost を参照してください。

デノイザーの要件は、レンダリング モードとレンダリング デバイスによって異なります。
  • 3DS Stellar Accurate GPU は、少なくとも 4 GB のビデオ メモリーを要します。SOLIDWORKS Visualize のシステム要件(System Requirements for SOLIDWORKS Visualize)を参照してください。
  • 3DS Stellar Accurate CPU - 追加のハードウェア要件はありません。
  • 3DS Stellar Fast GPU - Stellar Fast が使用可能な場合、デフォルトでは常にデノイザーが使用されます。
  • AMD ProRenderer Accurate には、少なくとも 4 GB のビデオメモリーが必要です。

次のイメージは、デノイザーがオフ(左)のときと、オン(右)のときの通常の結果を示しています。