インポートの改良(2025 SP1)

SOLIDWORKS Visualize のインポート機能の改良により、フォーマットの読み込みが向上し、メッシュ細分化の精度をより細かく制御できるようになりました。

SOLIDWORKS Visualize では、古いインポート方法に代わり、新しいフォーマット読み込みコンポーネントが使用されています。この更新により、メッシュ細分化の精度が向上し、インポート時の詳細度と精度が高まります。また、材料、テクスチャ、および特定ファイル タイプをより効率的に処理し、表示の読み込みも高速化されます。さらに、メッシュ細分化エクスペリエンスは、SOLIDWORKS とより密接に連携するように設計され、より一貫したワークフローが実現されます。

インポート設定(Import Settings)ダイアログ ボックスのジオメトリ(Geometry)タブには、次のメッシュ細分化(Mesh Refinement)モードがあります。
  • デフォルト(Default)

    テクスチャを含む、材料特性全体を保持しながら、最速のインポート速度を実現します。このモードでは、既存のテソレーション データまたはデフォルト設定が使用されます。

  • 簡易(Simple)

    限定された材料特性(色のみ)により基本的なメッシュ細分化がサポートされます。単一のスライダを使用してメッシュ細分化を調整し、後で、同じメッシュ細分化(Mesh Refinement)コントロールを含む、パレット(Palette)モデル(Models)タブを使用して、モデルの部品を再テソレーションできます。

  • 詳細設定(Advanced)

    メッシュ細分化設定をより柔軟にカスタマイズできます。ただし、材料特性は色のみに制限されています。簡易(Simple)モードと同様に、このモードでは、インポート後にパレット(Palette)モデル(Models)タブを使用してモデルの部品を再テソレーションできます。