ソリッド メッシュ - 四面体ハイブリッド PropertyManager - ステップ 2

ソリッド メッシュ プロセスのステップ 2 では、ソフトウェアにより、サーフェス メッシュに基づく四面体ハイブリッド メッシュ要素でパーツの体積が満たされます。

ステップ 2: ソリッド メッシュ

表 1. ボリュームメッシュ
  グラデーション(メッシュ遷移) ソリッド メッシュ要素が小さい要素から大きい要素にサイズ変化するときの速さを設定します。 スライダーを一番左まで動かすと、非常にスムーズに、または漸進的に遷移します。 スライダーを一番右まで移動すると、急速またはシャープな遷移となります。 スムーズな遷移は精度の向上に役立ちますが、シャープな遷移は要素の数を減らし、全体的な計算時間を短縮します。
境界層要素の最小厚さ 角柱部品セルの最小許容高さを設定します。 ソフトウェアにより、狭い通路などのジオメトリを解決するために指定された最小サイズの境界層要素を作成できない場合、これらの領域には四面体要素のみが適用されます。
境界層数 境界層要素の数を 0、1、または 2 に設定します。 ゼロの値は完全四面体メッシュに対応します。 一般に、値 2 を指定すると、最適な品質のメッシュが作成されます。このメッシュ層は、狭いギャップに十分に対応します。 境界層要素の最小厚さ(Minimum thickness of boundary-layer elements)を適切に設定する必要があります。
  作成 現在の設定でメッシュを作成し、グラフィック領域にメッシュを表示します。 作成(Create)をクリックし、PropertyManager を終了する前にメッシュを表示します。

作成(Create)は、現在のメッシュ設定を変更すると有効になります。

ソフトウェアがメッシュを作成する際に作成(Create)をクリックする必要はありません。 作成(Create)をクリックせずにOKをクリックして PropertyManager を終了すると、現在の設定でテトラ ハイブリッド メッシュが自動的に作成されます。
  レビュー メッシュを作成した後、メッシュ編集ツールとメッシュ特性プロットにアクセスできます。
  断面クリップ設定

ソリッド メッシュを作成すると、断面クリップ設定が使用可能になります。

3 つのグローバル軸(X、Y、Z)に沿って 6 つのスライダーを調整し、メッシュ分割された部品の断面を作成して、内部要素を表示します。

表示をデフォルト設定に戻すには、リセット(Reset)を使用します。