セグメントからセグメントへのはめ込み(Segment to Segment Penetration)

コストやスペースを考慮しなければならない場合は、2 つのルーティング セグメントを交点で溶接することで、T 継手などの管継手を使わずにすみます。

この分解図では、分岐(直管と交差するルート セグメント)が直管の輪郭でカットされているのがわかります。 直管部分は、分岐の内部輪郭でカットされています。 pent3.gif

配管またはチューブのカット

配管はめ込みを追加すると、ルーティング ソフトウェアにより、カット押し出しのフィーチャーが作成され、押し出し状態としてオフセット開始サーフェス指定が設定されます。 配管の外側のサーフェスが選択され、オフセットが配管の厚みになります。

互いにめり込む配管またはチューブをカットするには:

  1. FeatureManagerデザインツリーで、ルート アセンブリを拡張します。
  2. ルート(Route) を右クリックし、ルート編集(Edit route)を選択します。
  3. 直管セグメントと分岐セグメントが交差する点(3D スケッチ セグメントの交点)を右クリックし、はめ込みを選択します。
    配管から配管へのはめ込みでは、直管が必ず 3D スケッチの単一セグメントでなければなりません。 分岐セグメントの端点は、直管部分のセグメントと一致している必要があります。 3 つのセグメントの交点でめり込みを行うことはできません。
    正しい表示方向 不正解
    カットがサブアセンブリの前後関係フィーチャーとして作成されます。
    部品表において、分岐セグメントの長さとして表示される値は、スケッチ セグメントの長さになります。実際の配管の長さは短くなります。
  4. ルート セグメントのはめ込みを削除するには、右クリックしてはめ込みの削除を選択します。

配管のはめ込みを菅継手で置き換えることもできます。菅継手をドラッグし、はめ込み点にドロップします。 これにより、菅継手をルート セグメントに整列させるための分割点がルート セグメントに追加されます。