直線カプラーと合致された構成部品のモーション(Motion for Components Mated with Linear Couplers)

モデルの構成部品間で線形につながれたモーションを設定するために、直線/直線カプラー合致を定義することができます。 

アセンブリの2つの構成部品間で線形につながれたモーションを設定するには、2つの構成部品間で直線/直線カプラー合致を作成し、つながれた構成部品の一つにリニアモーターのような線形のモーション要素を適用します。 

直線/直線カプラー合致を指定するとき、グラウンドに関する、または構成部品参照に関する線形につながれたモーションを設定することができます。

直線/直線カプラー合致の参照構成部品(Reference Components for Linear/Linear Coupler Mates)

合致された線形につながれたモーションの構成部品のために参照構成部品を選択することができます。

アセンブリ原点、またはグラウンドは、線形カプラーを持つ構成部品合致の線形変位の計測のための参照の基準点となります。 直線/直線カプラー合致で、合致された構成部品のために参照構成部品を選択するとき、グラウンドではなく、選択された参照構成部品に関して合致された構成部品の線形変位が計測されます。

必要な場合、直線/直線カプラー合致を 合致 PropertyManager で指定するとき、参照構成部品を選択します。


最初に合致された構成部品とそのモーション方向を指定します。
最初に合致された構成部品の参照構成部品を指定します。
2番目に合致された構成部品とそのモーション方向を指定します。
2番目に合致された構成部品の参照構成部品を指定します。

それぞれの合致された構成部品のために同じ参照構成部品を指定することができます。

線形につながれたモーションの比率(Linearly Coupled Motion Ratio)

線形につながれたモーションの比率は、最初に合致された構成部品の線形変位の比と、2番目に合致された構成部品の比です。 変位は参照構成部品と相対的に計測されます。 線形につながれたモーションの直線/直線カプラー合致を定義するとき、この比率を定義することができます。 

直線/直線カプラー合致を 合致 PropertyManager で指定するとき、つながれたモーションの比率を選択します。


モーションの方向に沿った、最初に合致された構成部品の変位を指定します。 
最初の比を入力で指定した距離に最初に合致された構成部品が表示されたら、モーションの方向に沿った、2番目に合致された構成部品の変位を指定します。
比率は2つの相対的な転置の商として計算されます。 この例では、モーションのその方向で最初に合致された構成部品の変位のすべてのミリメートルで、2番目に合致された構成部品が、モーションのその方向で2ミリメートルで表示されます。