アニメーションの保存(Saving Animations)

レンダリングされたアニメーションを作成すると、SOLIDWORKS ソフトウェアによって、そのモデルに前後関係のある参照やアセンブリ フィーチャーが存在するかどうかが確認されます。 アニメーション モーション スタディでは、前後関係のある参照やアセンブリ フィーチャーによって部品の形状が変更される可能性があります。 たとえば、アセンブリ フィーチャーのカットが移動する構成部品を参照している場合、そのカットが移動すると、部品の形状が変更される可能性があります。また、前後関係のある参照では、参照されている構成部品がモーション スタディで移動すると、部品の形状が変更される可能性があります。

以下の場合、部品の形状変更を伴うビデオは作成できません。

  • 高速レンダリング アニメーションによって処理した場合。
  • PhotoView 360 を使用した場合。
  • アニメーションを *Ixo ファイルにエクスポートした場合。

モーション スタディに部品の形状変更がある場合、部品の元の形状は保持されます。 部品の形状変更がアニメーションの主要部分である場合、これは望ましくありません。

アセンブリ内に前後関係フィーチャーまたはアセンブリ フィーチャーがある場合は、高速レンダリング アニメーションを使用してレンダリングされたアニメーションを処理するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

次のいずれかを実行します:

  • モーション スタディに部品の形状変更がない場合は、はい(Yes)をクリックします。
  • モーション スタディに部品の形状変更がある場合は、いいえ(No)をクリックします。

MotionManager で作成したすべてのアニメーションは次のいずれかとして保存できます。

  • Microsoft .avi ファイル
  • 一連の .bmp 静止画像ファイル。
  • Luxology シーン .lxoレンダリング(Renderer)が PhotoView 360 の場合)。
  • 一連の .tga 静止画像ファイル。
この場合、レンダリング時間が増加することがあります。

アニメーションを保存するには:

  1. アニメーションの保存 (MotionManager ツールバー)をクリックします。
  2. アニメーションをファイルへ保存 ダイアログ ボックスで:
    • ファイル名 の名前を入力します。
    • ファイルの種類 のフォーマットを選択します。
    • 右記よりキャプチャ の値を選択します。
    PhotoView がインストールされていない場合は、レンダラーとして SOLIDWORKS スクリーンのみを使用できます。
  3. フレーム情報 で:
    1. 秒毎のフレーム数 の値を入力します (デフォルトは 7.5 です)。
    2. 次のいずれかを選択します:
      • アニメーション全体(Entire animation)
      • 時間の範囲(Time range)で、ソフトウェアがアニメーションの一部を保存する開始値と終了値を指定します。
      • 単一フレーム(Single frame)で、アニメーションの 1 フレームを選択して保存します。
  4. スケジュール をクリックし、アニメーションの保存時間を設定します。
  5. 保存 をクリックします。
  6. ビデオの圧縮 ダイアログ ボックスで値を調整して、OK をクリックします。