図面に寸法を挿入(Inserting Dimensions into Drawings)

SOLIDWORKS の図面寸法はモデル寸法と双方向連想性を保ち、モデルでの変更は図面に反映されます。

寸法は、各部品フィーチャーを作成する際に作成し、後にこれらの寸法を各種の図面ビューに挿入するのが一般的です。モデルの寸法を変更すると、図面は更新され、また図面に挿入されている寸法を変更すると、モデルは変更されます。

デフォルトでは、挿入された寸法は黒で表示されます。これには部品やアセンブリ ドキュメントでは青色で表示されている寸法(押し出しの深さ/厚みなど)も含まれます。参照寸法は灰色で表示され、括弧で表示されます。

1 つのアセンブリ内で、部品に複数のインスタンスがある場合でも、寸法が 1 つの部品に対して挿入されるのは 1 回だけです。

すべての図面ビューに寸法を挿入する場合、寸法はもっとも適切なビューに表示されます。詳細または断面図など部分的な図面ビューに表示されるフィーチャーは、そのビューでまず寸法付けされます。

選択した図面ビューに寸法を挿入する場合は、モデル全体に挿入、あるいは 1 つ以上の構成部品( アセンブリ図面の場合) またはフィーチャー (部品/アセンブリ図面の場合) を選択して挿入できます。

寸法は適切なビューだけに置かれます。重複寸法を挿入するかどうかを ツール (Tools) > オプション (Options) > 図面 (Drawings) で選ぶことができます。一度、寸法が1つのビューに挿入されたら、それは再び他のビューに挿入されません。また、モデル アイテム(Model Items) (寸法、アノテート アイテム、参照ジオメトリ) を挿入するとき、重複アイテムを除外 (Eliminate duplicates) を選択することができます。

寸法を 1 つの図面ビューから削除することができ、その寸法を他の図面ビューに挿入したり、移動またはコピーすることが可能です。