ライブラリデータのインポートの概要(Importing Library Data Overview)

CircuitWorksのインストール時、または新しい場所に再インストールした時など、CircuitWorks搭載部品ライブラリにデータをインポートすることができます。 データをインポートすることにより、CircuitWorksが既に存在する部品を再作成しないようにできます。

ファイルから部品をインポート(Importing Parts from a File)

部品データを含むテキスト ファイルを搭載部品ライブラリにインポートすることができます。 インポートする CSV (カンマ区切り) またはその他の区切り文字を使ったファイルは、搭載部品ライブラリのエクスポートにより作成されます。

ファイルから部品をインポートするには:

  1. CircuitWorks 搭載部品ライブラリ ダイアログ ボックスで、ツール > データのインポート > テキスト ファイルから をクリックします。
  2. インポートするファイルを選択します ダイアログ ボックスから、ファイルの種類とファイルを選択し、開く をクリックします。
    • デフォルトで、CircuitWorks オプション - ライブラリで指定された垂直バー (ユーザー定義で区切ったテキストファイル (*.txt)) を区切り文字として使用しているテキスト ファイルをインポートするには、で指定された 垂直バー( ファイルを選択します。
    • Desktop EDA SOLIDWORKS IDF Modeler マッピング ファイルをインポートするには、Mapping File (*.xrf) ファイル タイプを選択します。

データベースから部品をインポート(Importing Parts from a Database)

既存の搭載部品ライブラリに含まれるすべてのデータを、ライブラリにインポートすることができます。 この機能は、Microsoft Access(*.mdb)Component Libraryデータベース ファイルを SQLite(*.db)フォーマットにアップグレードするのに使用できます。

  • 古いデータベースバージョンに存在しないフィールドについても、インポートするファイル内のデータに基づいてすべての必要なファイルが作成されます(搭載部品ライブラリ データファイル フォーマット (Component Library Data File Format) を参照)。
  • データベースをインポートしても部品が物理的にディスク上で移動するわけではありません。 CircuitWorksは単にライブラリに対する参照を追加するのみです。
  • CircuitWorksの2つのシート間でライブラリ情報を交換する場合には、エクスポートおよびインポート機能を使用します。

データベースから部品をインポートするには:

  1. CircuitWorks 搭載部品ライブラリ ダイアログ ボックスで、ツール > データのインポート > データベースから をクリックします。
  2. インポートするデータベースを選択してください ダイアログ ボックスから、データベースを選択し、開く をクリックします。

搭載部品ライブラリ データファイル フォーマット(Component Library Data File Format)

CircuitWorksから搭載部品ライブラリをエクスポートして作成するデータファイルはインポートに必要なデータファイルと同じです。

次のフィールドがデータ ファイル内の各行に区切り記号で区切られて表示されます:
  • 搭載部品のパート名
  • 部品名(拡張子 .sldprt または .sldasm
  • 搭載部品パス
  • コンフィギュレーション名 - 最後に保存されたコンフィギュレーションを使う場合は空白にしておきます。
  • 搭載部品高さ(メートル)
  • 搭載部品の向き 、1-6:
    1. XY ’正面 ' 平面オフセット - 正Z 整列
    2. XZ ’平面 ' 平面オフセット - 正Z 整列
    3. ZY ’右側面 ' 平面オフセット - 正Z 整列
    4. XY ’正面 ' 平面オフセット - 負Z 整列
    5. XZ ’平面 ' 平面オフセット - 負Z 整列
    6. ZY ’右側面 ' 平面オフセット - 正Z 整列
  • 参照番号シード値 - エクスポート用の参照番号を生成する際にサフィックスとして使用されます。
  • 搭載部品タイプ - 「3」 = 電気部品
  • CAD システム - "0" = SOLIDWORKS
  • X 搭載部品オフセット(デフォルト0)
  • Y 搭載部品オフセット(デフォルト0)
  • 搭載部品回転(デフォルト0)
  • Z 搭載部品オフセット(デフォルト0)
カンマ (,) を小数点として使用している場合には、フィールド区切り文字として垂直バー (|) またはタブを使用します。

データファイルの例: