穴ウィザード（Hole Wizard）、穴シリーズ（Hole Series）、詳細穴（Advanced Hole）のサイズ一致機能が改善され、穴タイプを変更したときに穴サイズが一致するようになりました。
で、サイズ一致用の 2 つのオプションのいずれかを選択できます。
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穴ウィザードの各穴タイプの設定を維持する（Preserves settings for each Hole Wizard hole type）: 従来の動作を使用して、各穴タイプの設定を保存します。 たとえば、ねじ穴のサイズ設定が M6 の場合、その設定は他の穴タイプのサイズ設定の影響は受けません。 この動作は、SOLIDWORKS バージョン 2015 以前のリリースで使用されていました。
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穴ウィザードの各穴タイプを変更するときに設定を転送する（Transfer settings when changing Hole Wizard Hole type）: 最後に使用した穴タイプのサイズ設定と新しい穴タイプで使用可能なサイズ設定を一致させます。 一致は、文字列の比較に基づいて行われます。 既存の SOLIDWORKS バージョン2017 の動作を維持できるように、この動作はすべての新規およびアップグレード インストールで、デフォルトで設定されます。
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例 1: 座ぐり穴を作成してサイズを M6 に設定し、その後皿穴を作成した場合、M6 の設定が新しい穴タイプに引き継がれます。
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例 2: 座ぐり穴を作成してサイズを M6 に設定し、その後それをねじ穴に変更した場合、M6 の設定が新しい穴タイプに引き継がれ、M6x1.0 に設定されます。複数の M6 ねじ穴が表示された場合（例: M6x0.75、M6x1.0）は、最初に表示されているもの（M6x0.75）が一致されます。
で、一致する名前（Name to Match）列を使用してサイズ一致をカスタマイズすることもできます。 たとえば、最後に作成した穴が ¼” ANSI 座ぐり穴で、一致する名前（Name to Match）フィールドに ¼” または M6 と入力したとします。その後、DIN 座ぐり穴の作成を開始し、一致する名前（Name to Match）フィールドに M6 の DIN 座ぐり穴がある場合、DIN 座ぐり穴の穴サイズは M6に設定されます。
穴ウィザードの各穴タイプの設定を維持する（Preserves settings for each Hole Wizard hole type）オプションは、穴ウィザードを使用しているときにのみ使用できます。 詳細穴（Advanced Hole）と穴シリーズ（Hole Series）は、常に穴ウィザードの各穴タイプを変更するときに設定を転送する（Transfer settings when changing Hole Wizard Hole type）オプションを使用します。
文字列の一致は、次の優先順に基づきます。
IHT は初期穴タイプ（Initial Hole Type）の略語で、FHT は最終穴タイプ（Final Hole Type）の略語です。 文字列内の文字列の一致を実行しているときに特殊文字は無視されます。
| 文字列 1 |
文字列 2 |
一致方法 |
| 一致する名前（Name to Match）列（IHT） |
一致する名前（Name to Match）列（FHT） |
完全一致。例: ¼” または M6 は ¼” または M6 に一致 |
| 一致する名前（Name to Match）列（IHT） |
サイズ（Size）列（FHT） |
完全一致。例: M6x1.0 は M6x1.0 に一致 |
| 一致する名前（Name to Match）列（IHT） |
サイズ（Size）列（FHT） |
文字列内の文字列の一致。例: M6x0.75 は M6 に一致 |
| 一致する名前（Name to Match）列（FHT） |
サイズ（Size）列（IHT） |
文字列内の文字列の一致。例: M6x0.75 は M6 に一致 |
| サイズ（Size）列（IHT） |
サイズ（Size）列（FHT） |
完全一致。例: M6 は M6 に一致 |
| サイズ（Size）列（IHT） |
サイズ（Size）列（FHT） |
文字列内の文字列の一致。例: M6 は M6x1 に一致 |
| サイズ（Size）列（FHT） |
サイズ（Size）列（IHT） |
文字列内の文字列の一致。例: M6x1 は M6 に一致 |
| サイズ（Size）列（IHT） |
サイズ（Size）列（IHT） |
デフォルトで初期値。例: 1/8-27 NPSM は #0-80 に一致 |