板金部品にフォーム ツールを使用(Using Forming Tools with Sheet Metal)

フォーム ツールは曲げたり伸ばしたりできるダイス(型)です。また、ルーバー、ランス、フランジ、リブなどのフォーム フィーチャーを板金から作成するためのダイスの機能も果たします。

SOLIDWORKS には、フォーム ツールの使用を開始できるようにサンプル ツールがいくつか用意されています。 ファイルは次の場所に保存されます: <install_dir>\ProgramData\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS <version>\design library\forming tools. このフォルダは、ファイルの検索 (File Locations) で設定を行うことで デザイン ライブラリ (Design Library) に追加できます。

フォーム ツールはデザイン ライブラリ(Design Library)からのみ挿入できます。また板金フィーチャー部品へのみ適用することができます。 フォーム ツールを挿入する部品はターゲット部品と呼ばれます。 SOLIDWORKS 部品を作成する場合のステップの多くを使用して、独自のフォーム ツールを作成することができます。

フォーム ツールを使用するには、2 つの方法があります。 それぞれ異なるワークフローになります。

  • .sldftp ファイル。 .sldftp ファイルを作成し、任意のフォルダに保存します。 フォーム ツールの機能は、ファイル拡張子に基づきます。 これらのファイルは新しいテクノロジーを使用して、ファイルを作成します。
  • .sldprt ファイル。 .sldprt ファイルを作成し、デザイン ライブラリのフォーム ツール フォルダ(Forming Tools Folder)とマークされたフォルダに保存します。 これらのファイルは、従来のテクノロジーを使用してファイルを作成します。
フォーム ツールを板金部品に適用する前に、デザイン ライブラリでフォーム ツールを含むフォルダーを右クリックし、フォーム ツール フォルダーを選択してフォルダーの内容をフォーム ツールとして指定する必要があります。部品ファイル(*.sldprt) のフォーム ツール(フォーム ツール (*.sldftp) ファイルでは無く)のみに当てはまります。