疲労イベント(Fatigue Events)
ソフトウェアは疲労イベントの2つの異なるタイプを扱います: 定振幅および可変振幅という 2 種類の異なる疲労イベントが処理されます スタディでは、複数の疲労イベントを定義できますが、同じタイプである必要があります。 ソフトウェアでは、マイナー則と ASME ボイラーおよび圧力容器規格を使用して、交番応力とそれに対応する疲労イベント数に基づく周期数を評価します。
一定振幅イベント(Constant Amplitude Events)
一定振幅イベントの全周期は、同一の交番および平均応力を有しています。 一定振幅疲労イベントは、交番応力、平均応力(あるいは応力比)、および周期数によって完全に定義されます。 1つの疲労イベントは、1つ以上の静解析スタディに関係するか、あるいは、非線形解析、またはモーダル時刻歴動解析スタディからの特定の解析ステップに関係します。 ソフトウェアは、イベントごとに交番応力の最低レベルを計算します。
例:
一定振幅疲労イベントからの交番応力評価(Evaluation of Alternating Stresses from Constant Amplitude Fatigue Events)
変動振幅イベント(Variable Amplitude Events)
変動振幅疲労イベントは、荷重の変動履歴を定義する荷重履歴記録です。 単一の変動振幅イベントによる疲労スタディ対して時間値は意味をもちません。 この場合は、振幅シーケンスの定義で十分です。 2つ以上の変動振幅イベントによるスタディについては、それぞれのレコードに対して、他の荷重イベントと関連付ける時間値が必要となります。
例:
関連トピック
疲労解析(Fatigue Analysis)
疲労解析の実行(Performing Fatigue Analysis)