最適な作業方法（Best Practices）
ボルトのセキュリティ
Vault（ボルト）のバックアップ
Vault（ボルト）のパフォーマンスを最適化する
以前のリリース版からのドキュメントの変換
ドキュメントの削除
最新のファイルのコピー
一時的にその場を離れるファイルの所有者
ユーザーがプロジェクトから外れる、または社員でなくなる場合
ユーザー定義プロパティ
テンプレート ファイル
外部参照
ボルトのディレクトリは、アップデートのインストールやファイルの削除、パスワードの維持などの作業を行なう管理者１人のみがアクセスできるようにします。 その他のユーザーは Microsoft の Windows エクスプローラからボルトへはアクセスできないようにします。
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バックアップは、プロジェクトのドキュメントと Workgroup PDM のコンフィギュレーション情報の両方を含むボルト全体のフォルダーに対して行います。 ボルトに対して変更が加えられている場合（ドキュメントのチェックイン、所有権の変更など）にはバックアップ作業をしないでください。 ユーザーへアクセスしていないことを確実にするには、最初にボルトをロックします (ボルトの設定) またはサービスを停止 します。 その後に Windows エクスプローラでボルトのフォルダーをコピーできます。
ボルトは定期的にバックアップして、またテストし、バックアップの手順が有効であることを確認します。 （ボルトのコンピュータへの接続が失われた場合等のために）バックアップは、ボルトが保存されている場所とは、異なるサーバーに保管します。
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プロジェクト内にたくさんのドキュメントが存在すると、パフォーマンスが低下します。 ドキュメント数は少なく、プロジェクト数 (１つのプロジェクトのドキュメント数が 1000 つのドキュメント、または2000 のドキュメントよりも少ない) を多く設定した場合の方がパフォーマンスが向上するといえます。
クライアントでは プロジェクトを隠して パフォーマンスを改善します。
ネットワーク上で作業を行う場合、ネットワークのパフォーマンスは Workgroup PDM のパフォーマンスに影響します。 Workgroup PDM で遅いネットワークを早くすることはできません。
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以前のリリース版のドキュメントを、現在の SolidWorks リリース版に変換するには、SolidWorks タスク スケジューラを使用します。
SolidWorks タスクスケジューラで Workgroup PDM ボルトファイルを変換する際、すべてのドキュメントが（ライトウェイトではなく）解決済みの状態で開かれます。 変換を実行するコンピュータに、このプロセスを完了するために必要なメモリ容量があることを確認してください。
複数のコンピュータを使用することにより、変換に必要な時間を短縮できます。（異なるプロジェクトは別のコンピュータで変換できます。） 変換作業中、ボルトは1人のユーザー以外にはロックされるため、各コンピュータで同じユーザーとしてログインしてください。
追加の推奨事項と変換の手順については、SolidWorks Workgroup PDM ファイルの変換を参照してください。
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ボルト管理者は、VaultAdmin（ボルトアドミン）のボルトの設定（Vault Settings）タブで、ドキュメントの削除権をコントロールします。 セキュリティ上の理由からアドミン権限者のみ(Admin only)を推奨します。
トップ レベルのディレクトリにはObsolete（破棄）フォルダーが含まれており、また各プロジェクトにもObsolete（破棄）フォルダーが含まれています。 これらは Workgroup PDM によって自動的に作成されます。 ボルト管理者がプロジェクトを削除すると、これらのファイルはトップ レベルの Obsolete（破棄）ディクレトリに移動します。 ユーザーやボルト管理者（アドミン権限者）がドキュメントを削除すると、ドキュメントはObsolete（破棄）フォルダーに移動します。 Obsolete（破棄）フォルダーは Workgroup PDM のインターフェースでは非表示になっています。 ボルト ディクレトリへアクセス権のあるボルト管理者は、定期的に Windows エクスプローラでObsolete（破棄）フォルダーを削除する必要があります。 Workgroup PDM により新規のObsolete（破棄）フォルダー が自動的に作成されます。
Obsolete（破棄）フォルダーから削除したドキュメントやプロジェクトは回復できません。 アーカイブ ドキュメントのみ回復でき、ドキュメントがアーカイブされているプロジェクトは削除しないでください。 アーカイブしたドキュメントは、元のプロジェクトへのみ回復できます。
ファイルの削除を簡単に行うには:
管理者はプロジェクトを作成して (ごみ箱(Trash)など)、ユーザーに 書き込み権を付与します。.
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ボルトビューで、ユーザーは削除するトップレベルのドキュメントを右クリックしプロジェクトの変更(Change Project)を選択します。
ドキュメントの所有者 のみプロジェクトを変更できます。
プロジェクトの変更(Change Document Project)ダイアログボックスでリストからごみ箱（Trash）を選択し、 子レベル（Children）と全ての子レベル（All Children）を選択しOKをクリックします。
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ボルトの設定でボルト管理者は、最新のファイルの別途コピーを保持するよう選択できます。(つまり、各ファイルの最新バージョンをいいます) 最新ファイルのコピーを別途保存(Keep extra copy of latest files)チェックボックスを選択、または選択解除できます。
これらのコピーはlatest（最新）という名の管理者のみ（Windows エクスプローラで）に表示されるフォルダー内に保管されます。 latest（最新）フォルダーではボルトのフォルダー階層通りではありません。 このフォルダー内のファイルには実際の完全なファイル名が使用されます (他のフォルダーでは、ファイル名は Windows エクスプローラのピリオドの代わりにアンダースコアで表示されます。）
このフォルダーの最良の使用方法として、すべてのファイルのzipファイルを作成しておき予期せぬシステム不良時に備えます。
ディスクの空き容量があまりない場合には、このチェックボックスを選択解除するとディスク容量を確保できます。 フォルダー内のすべてのファイルは削除されます。
このチェックボックスを選択すると、最新のすべてのファイルが作成されます。
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ファイルの所有者がその場におらず、他のユーザーがこのファイルにアクセスする必要がある場合、ボルト管理者はVaultAdminのユーザとグループタブでパスワードを変更できます。 管理者は、次にユーザーとしてログインしドキュメントの所有権を解除 できます。 この際、ユーザーにパスワードが変更になった旨通知する必要があります。
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ある特定のユーザーがプロジェクトを完全に離れる場合、次のいずれかのアプローチを使用します：
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多くのサブアセンブリや部品をもつアセンブリのユーザー定義プロパティ を指定するのは、時間のかかるプロセスです。 効果的なアプローチとしてSolidWorksでユーザー定義 プロパティ（部品番号、表記など）を追加できます。 その後でトップレベルアセンブリをチェックインします。 ユーザー定義プロパティが追加されていない任意のドキュメントに情報を入力するようプロンプトされます。
SolidWorks APIを使用して、ユーザー定義プロパティをたくさんのドキュメントに追加できます。例えばドキュメント番号をシリーズ化する、またはすべて大文字へと統一するなどに使用できます。
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会社のテンプレート ファイルなどは Workgroup PDM のボルトで処理できます。 リビジョン コントロールが必要な場合にのみボルトにテンプレートを追加します。 ユーザーはローカルのワークスペースにテンプレート ファイルをコピーする必要があります。
テンプレートを維持するには:
VaultAdmin でテンプレートを保管するプロジェクトを作成 (例えばテンプレート（Templates）など)します。
書き込み権をテンプレートをメンテナンスを行うユーザーに対して指定し、読み取り権をテンプレートを使用するすべてのユーザーに指定します。
テンプレート（Template）プロジェクトにテンプレートをチェックインします。
ユーザーは Workgroup PDM のドキュメントを開くを使用してテンプレートをコピーします。
ユーザーは定期的にローカルビューをチェックし、ローカルで使用しているバージョンとボルト内にあるバージョンが同じであるかどうか確認する必要があります。
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ファイルの使用（例えば、Toolbox への参照、または Workgroup PDM ボルト内のドキュメントを開く際の他のファイルに対し）をコントロールするには、SolidWorks でツール（Tools）、オプション（Options）、システム オプション（System Options）、外部参照（External References）の外部参照のファイルを検索（Search file locations for external references）オプションを選択解除することを推奨します。
Workgroup PDM でボルト内の参照フィルは検索されないため、マニュアル操作で参照先を修正したり、正しいファイルまで参照することができます。
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