非線形解析 - 解法

非線形解析（Nonlinear）ダイアログ ボックスの解法（Solution）タブでは、解法関連のオプションを設定します。このタブでは、以下のオプションを設定できます。

• ステップのオプション: 時間情報は、荷重と境界条件の時間カーブ定義に関連付けられています。時間は、クリープ、粘弾性、非定常熱伝導スタディからの時間依存の結果を使用した熱荷重等を含まない、静的問題における疑似変数です。

• • 開始時間（Start time）:解法の開始時間。孤長（Arc-Length）手法では使用されません。

  • • リスタート（Restart）:最後に成功した解析ステップからリスタートします。リスタート データがある場合のみ使用できます。スタディを実行する前に、解析パラメータを変更できます。

  • 終了時間: 解法の終了時間。孤長（Arc-Length）手法では使用されません。

  • • リスタートのためにデータを保存（Save data for restarting the analysis）:リスタートに備えて、スタディを実行する前に選択します。ソフトウェアはリスタートに必要なデータを保存するために必要な時間とディスク容量を使用します。このオプションを選択しない場合は、最初から実行し直す必要があります。

スタディの再メッシュを行うと、すべてのリスタート データが削除されます。

非線形動解析スタディのみで、指定された最小増加が最初の時間ステップと等しいか、より大きい場合、プログラムは最初の時間ステップの10%へ最小時間ステップをリセットします。

非線形動解析スタディのみで、指定された最大時間ステップは使用されません。プログラムは最初の時間ステップに最大値をリセットします。

• ジオメトリ非線形性オプション（Geometry nonlinearity options）:

• • 大変位理論を使用: 大変位理論を使用します。

  • 荷重方向を変形に反映して更新（Update load direction with deflection）:選択すると、すべての解析ステップで適用可能な荷重 (等分布圧力、垂直荷重、トルク) の方向が更新されます。

• 解析ソルバ:

• • 直接スパース法: 直接スパースソルバを使用します。高度な非線形問題を収束する可能性が高いソルバです。

  • FFEPlus: FFEPlus 繰り返しソルバを使用します。このソルバは、メモリにあまり負担を掛けません。大規模な問題の場合、高速に処理できる可能性があります。

注記:

以下の場合、解析は停止されます。

• 任意のステップで、ステップサイズの調整数が、ステップ調整の最大数を超えた場合。

• 収束に必要なステップの増分が、最小のステップ増分よりも小さくなった場合。

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