配管ルートでは、ルート プロパティ PropertyManager で常にエルボ使用(Always use elbow)を選択しているときにルート内に標準外の角度を作成する場合は、その角度に対して、代替えエルボを選択するかユーザー定義エルボを作成または選択して、配管にベンドを形成する必要があります。ルートに標準外の角度が存在する場合は、スケッチ セグメントがハイライト表示され、寸法値が表示され、ダイアログ ボックスが表示されます。
ダイアログ ボックスで、オプション(Options)から次のいずれかを選択します。
- デフォルト/代替えエルボの使用(Use Default/Alternate Elbow): 指定した既存の代替えエルボが使用されます。必要な寸法値を持つコンフィギュレーションを含むエルボ部品を探し、開く(Open)をクリックします。コンフィギュレーションを選択し(複数ある場合)、OK をクリックします。選択エルボのベンド半径が、3Dスケッチにあるフィレット半径と異なる場合、スケッチは選択エルボに従って変更されます。
- ユーザー定義エルボの作成(Make Custom Elbow): ユーザー定義エルボの作成ユーザー定義コンフィギュレーションのベースにするコンフィギュレーションを選択し(プロンプトされた場合)、名前を指定します。ユーザー定義エルボは、新規部品として保存されます。ユーザー定義コンフィギュレーションを作成するには、ユーザー定義エルボのベンド角度(BendAngle) (材料が曲がる角度) が標準エルボのベンド角度(BendAngle) より小さくなければなりませんたとえば、ベンド角度(BendAngle) が 90ー であるエルボを縮小して 60ー のエルボを作成できます。ソフトウェアは、ベンド半径(BendRadius) や 直径(Diameter) が異なるユーザー定義エルボは作成しません。
- フォーム ベンドの作成(Create Form Bends):配管で標準外の角度を持つベンドを作成します。
エルボをルートにドラッグすることもできます。直線-円弧-直線ジオメトリが自動的にルート スケッチに作成されます。ルートのデフォルト以外のエルボ(例えば異なるベンド半径を持つエルボなど)を使用する場合に便利な機能です。