既存のサーフェスに沿ったルーティング（Routing Along Existing Surface）

ルーティング特有のプロパティを設定した寸法ツールを使って既存のサーフェスから一定の距離でルートを作成することができます。また、配管の中心線または外側サーフェスからのオフセット距離を測定することも可能です。その際カバーの暑さを含める、または除外することができます。

1. ルート編集（Edit Route）（配管ツールバー）または Routing > 配管 > 配管ルート編集 をクリックします。
2. スマート寸法ツール（ ツール > 寸法 > スマート ）を使って、オフセットする配管を選択し、次に参照オブジェクトを選択します。 以下の図では、ユーザーはオフセットする配管セグメントを選択し、ベースを参照として選択しました。
   
   

3. もう一度クリックして寸法を配置します。

   修正（Modify）ダイアログ ボックスが表示されます。

4. ダイアログボックスで、オフセット距離を入力し、をクリックします。距離は配管の外側サーフェスから計算されます。

   寸法（Dimension）PropertyManager が表示されます。

5. 中心線からの距離を計算するには、その他（Other）タブから中心線寸法使用（Use centerline dimension）を選択します。

6. 同じタブで、必要に応じてカバー厚みを含む（Include covering thickness）を選択します。
   1. これを選択すると、カバーの外側サーフェスからオフセット距離を計算します。
   2. これを選択解除すると、配管の外側サーフェスから距離を計算します。カバーの厚さは無視されます。

7. をクリックします。

8. オフセット距離を定義するには、次の方法もあります：
   1. オフセットする配管セグメントを選択します。
   2. 参照オブジェクトをCtrl + 選択 します。
   3. PropertyManagerの幾何拘束追加（Add Relations）でルート沿い（Route Along） をクリックします。
   4. 修正（Modify）ボックスで距離を指定し、をクリックします。
   5. 寸法 PropertyManagerのその他タブでオプションを変更するには、グラフィックス領域で寸法をクリックしてPropertyManagerを表示しをクリックします。