干渉認識の結果から、該当するねじ山がある構成部品をフィルターし、別のフォルダに配置することができます。 一致しないねじ山、整列されていないねじ山、その他干渉しているジオメトリによる干渉は引き続き干渉のリストに表示されます。
干渉認識
([アセンブリ] ツールバー)をクリックするか、または を選択します。 PropertyManager の オプション で、一致するねじ山のフォルダを作成 を選択します。
計算 をクリックすると、正しく一致しているねじ山が原因の干渉は主な結果から除外され、一致するねじ山 フォルダに表示されます。
このフォルダに移動されていない干渉はその他の問題が原因です。これらの干渉は調査が必要です。
例 1: 一致するねじ山
このアセンブリでは軸のねじ山と穴が同一です(たとえば、穴は M10 x 1.5 で軸が M10 x 1.5 である場合など)。 そのため、この干渉は無視されます(一致するねじ山 フォルダに移動します)。

例 2: ねじ山の仕様の不一致
例 1 の部品でねじ山のピッチが一致しない場合(たとえば、穴が M10 x 1.5 で軸が M10 x 1.25 である場合など)、干渉としてフラグが設定されます。
例 3: 整列されていないねじ山付き構成部品
ねじ山付き構成部品が整列されていない場合、ねじ山が正しく一致していても干渉としてフラグが設定されます。

例 4: その他のジオメトリの干渉
この例では、ねじ山の仕様は一致していますが、穴のねじ山はプレートを貫通する穴全体にわたり設定されているのに対し、軸のねじ山はボルトの一部にしか設定されていません。 このような場合、干渉としてフラグが設定されます。
独立した構成部品:

アセンブリ:
