SolidWorks 2013 の部品やアセンブリは、SolidWorks 2012 Service Pack 5 を使用して開くことができます。
SolidWorks 2012 以降では、前のリリースの Service Pack 5 で将来バージョン ファイルを開くことができます。 たとえば、SolidWorks 2013 Service Pack 5 では SolidWorks 2014 のファイルを開くことができます。 相互運用性は、連続したリリースの間のみでサポートされます。 たとえば SolidWorks 2014 のファイルを SolidWorks 2012 Service Pack 5 で開くことはできません。
将来バージョン ファイルを以前のリリースで開くときは、読み取り専用モードのみで表示されます。 ただし、SolidWorks の次のバージョンにアップグレードすると、FeatureManager デザイン ツリーのすべてのデータを利用できます。
SolidWorks 2013 のファイルは、SolidWorks 2012 Service Pack 5 では機能が少なくなります。SolidWorks 2012 Service Pack 5 で SolidWorks 2013 のファイルを開くと、FeatureManager デザイン ツリーのデータのほとんどが失われます。FeatureManager デザイン ツリーのデータが必要なアクションは、SolidWorks 2012 Service Pack 5 で開いた SolidWorks 2013 ドキュメントで実行できません。
次の表に、SolidWorks 2012 Service Pack 5 で実行可能および実行不可能な操作を示します:
部品およびアセンブリ: |
アセンブリ: |
図面: |
SolidWorks 2012 で開いた SolidWorks 2013 の部品またはアセンブリでは次の操作が可能です:
- コンフィギュレーションを表示する。
- 測定ツールを使用する。
- 質量特性およびユーザー定義プロパティを表示する。
- 材料を表示する。
SolidWorks 2013 の部品やアセンブリを SolidWorks 2012 で編集することはできません。
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SolidWorks 2013 の部品やサブアセンブリを SolidWorks 2012 アセンブリで使用することはできません。 SolidWorks 2012 アセンブリでは次の操作が可能です:
- SolidWorks 2013 の構成部品やサブアセンブリを SolidWorks 2012 や SolidWorks 2013 の構成部品に合致する。
- SolidWorks 2012 や SolidWorks 2013 の構成部品が含まれる部品表を追加する。
- SolidWorks 2013 の構成部品を抑制および抑制解除する。
- SolidWorks 2012 と SolidWorks 2013 の両方の構成部品が含まれる SolidWorks 2012 アセンブリの図面を作成する。
- SolidWorks 2013 と SolidWorks 2012 の部品を合致するときに、干渉認識を使用する。
- SolidWorks 2013 からの構成部品をミラーしてパターン化する。
- SolidWorks 2013 の部品やサブアセンブリのデフォルトの平面および原点を表示および参照する。
SolidWorks 2013 サブアセンブリの合致やコンポーネントは編集できません。
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SolidWorks 2013 の部品やアセンブリの図面を SolidWorks 2012 で作成することはできますが、制限事項があります。 以下はできません:
- モデルアイテムの挿入:
- FeatureManager デザイン ツリーのデータ(溶接カット リストや溶接ビードなど)にアクセスする。
2013 の図面を SolidWorks 2012 Service Pack 5 で開くことはできません。
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SolidWorks 2013 では、SolidWorks 2012 Service Pack 5 で使用可能にするコンフィギュレーションごとにデータを再構築および保存する必要があります。
コンフィギュレーション データの管理を参照してください。