部品およびアセンブリ |
パフォーマンス向上によって、通常使用されるツールに関する多くのお客様主導のソフトウェア パフォーマンス レポート(SPR)の問題が解決されます。 これらのレポートには、大規模部品、アセンブリ、パターンが含まれます。 対応の行われた機能を以下に示します: 部品を開く(Open Part)、アセンブリを開く(Open Assembly)、図面を開く(Open Drawing)、フィーチャーの編集(Edit Feature)、再構築(Rebuild)、押し出し(Extrude)、構成部品の移動(Move Component)、パターンの再構築、コンフィギュレーションの変更、カット リストの展開と削除。 さらに、以下の領域への対応も行われました:
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アセンブリ可視化(Assembly Visualization)を利用する場合の、多数の構成要素の選択。
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サイズによる選択(Select By Size)ツールを使用する場合の動的プレビューの作成。
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アセンブリにおけるグラフィックス表示の再生成。 のシェイディングとドラフト精度の陰線なし/陰線表示(Shaded and draft quality HLR/HLV resolution)を変更する場合、これが最も顕著となります。
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図面 |
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パフォーマンス評価(Performance Evaluation)ツールは、図面を検査して、図面ビュー、スケッチ エンティティ、参照ファイルなどの図面要素の再構築時間を一覧表示します。
- パフォーマンスの問題を解決するために、FSAA(Full Scene Anti-Aliasing)機能も改善されています。
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eDrawings |
テストにおいては、eDrawings は、大規模部品やアセンブリ、回転、パン、拡大表示などのモデル操作のフレームレートが改善されています。 |
スケッチ |
スケッチ機能に対するパフォーマンスは改善され、SOLIDWORKS 2015 との比較テストの結果が示されています: - 多数のスケッチ セグメントを使用するスケッチ輪郭において、推測が高速化しています。
- 多くの表示された寸法ラベルを持つスケッチにおける反応が改善されています。 以前は、大規模スケッチの強調表示および選択に時間がかかる場合がありました。
- 大量のスケッチ エンティティを持つスケッチにおいて、マウス ホイールを使った拡大表示が高速化しています。
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移動(Move)、コピー(Copy)、スケール(Scale)スケッチ ツールへ多くのスケッチ エンティティの追加した場合の遅延が短縮されました。
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SOLIDWORKS PDM |
各種設定やコンフィギュレーションに対するメニューや選択ツール ウィンドウの表示が迅速になるなど、パフォーマンスの問題が解決されました。 テストでは、特定の状況における特定の操作にパフォーマンスの改善が見られます。 たとえば、統合検索や検索ツールの起動、お気に入り検索や検索カードへのアクセスなどは、データベース サーバーの遅延が大きい場合や、ボルトに多数のフォルダが含まれている場合など、大幅なパフォーマンスの改善が見られます。 |
ユーザー インターフェイス |
多数の構成部品を含む大規模アセンブリでは、データの入力時に FeatureManager デザイン ツリー フィルターの動作が遅くなり、反応が鈍ることがありました。 キーボードから入力を行い、システムが情報を処理し、再び入力可能な状態になるまで、待たなければならないこともありました。 現在では、フィルター ボックスに入力し、FeatureManager デザイン ツリーにフィルターを適用する場合、ソフトウェアは"一時停止"を行います。 |