- ユーザー インターフェイスの再設計
SOLIDWORKS 2016 ユーザー インタフェースは、高解像度、高画素密度表示に対するサポートを向上させるために設計変更されました。
- 高解像度画面でのユーザー インタフェース スケールの改良
アイコンやボタンはスケーリングされるので、高解像度/高密度ディスプレイでも表示品質の低下やぼやけることなく表示できます。
- 新しいアイコン スタイルとカラー オプション
SOLIDWORKS 2016 では、アイコンのスタイルが新しくなり、見やすさと認識のしやすさが向上しています。 このアイコン スタイルでは、ラインがはっきりと示され、重要でない細部が排除されて、主要エレメントが強調されています。 アイコンは、高解像度/高密度ディスプレイでも明瞭にスケーリングされます。
- FeatureManager デザイン ツリーのアイコン
- トライアドの再設計
トライアドが再設計され、選択ハンドルと角度回転を使用して、3D のモデルの向きをより簡単に制御できるようになりました。
- 解析準備 CommandManager
アクティブなドキュメントが SOLIDWORKS の部品である場合、SOLIDWORKS Simulation、SOLIDWORKS Flow Simulation、または SOLIDWORKS Plastics で追加するときに、解析の準備(Analysis Preparation)タブが CommandManager に追加されます。
- 背景の変更
SOLIDWORKS ユーザー インターフェイスの背景の明るさをコントロールできます。
- PropertyManager の入力ボックスが展開可能
選択アイテムをリスト表示する入力ボックスが PropertyManager に含まれている場合は、選択アイテムがすべて表示されるようにリストが展開します。 リストの下部をドラッグして、そのサイズを操作することもできます。
- FeatureManager デザイン ツリーのフィルターのパフォーマンス
FeatureManager デザイン ツリーのフィルターを使用するときは、ユーザーの入力が完了した後に検索が開始されます。 これにより、何千もの構成部品を含むアセンブリなどの大きなツリーに対する検索動作が改善されます。
- 基本平面の表示/非表示
グラフィックス領域では、基本(前、上、右) 平面の表示と非表示を切り替えることができます。
- PropertyManager のキーボード入力
SOLIDWORKS ソフトウェアでは、PropertyManager のキーボード入力に対するサポートが向上しました。
- メニューの整理
新しいサブメニューが ファイル(File)、表示(View)、およびツール(Tools)の各メニューに入っているため、モニタでメニューがより見やすくなっています。
- ポインタへの確認コーナー オプションの移動
D キーボード ショートカットを使用して、グラフィックス領域のポインタの位置に OK ボタンと キャンセル(Cancel)ボタンを移動することにより、スケッチとツールで行った変更をより簡単に確認できます。
- スケッチング時における状況依存ツールバーの永続表示
スケッチで選択したエンティティに拘束を追加する場合、スケッチの状況依存ツールバーを再表示することなく、ツールバーから複数の項目を選択できます。
- 選択階層リンク
選択階層リンクは、現在の選択アイテムをコンテキストベースで表示したものです。 選択階層リンクでは、選択したエンティティからトップレベルのアセンブリ/部品までの範囲で、階層ツリーの上下の関連要素が表示されます。
- ツールバーと CommandManager のドッキング動作
ドッキングとドッキング解除が誤って行われないように、ツールバーと CommandManager のドッキング動作が変更されました。
- 合致(Mate)状況依存ツールバーでの取り消し(Undo)の位置
合致を編集する際、取り消し(Undo)ボタン
は常に合致(Mate)状況依存ツールバーの右端に表示されます。 その結果、OK ボタン
はツールバー上で常に同じ相対位置に表示されることになるので、保存しようとした変更を誤って元に戻してしまう恐れが少なくなります。
- 参照の可視化ツール
FeatureManager デザイン ツリーでフィーチャーの上にポインタを置くと、アイテム間の複雑な関係を表すグラフィカルな矢印が表示されます。