SOLIDWORKS PDM の参照を更新コマンドは参照を更新ウィザードを起動します。このウィザードでは、ファイルの参照関係を表示し、親ファイルを SOLIDWORK で開くことなく編集することができます。
Pro/ENGINEER ファイルが参照へのパスを保管しないので、参照を更新(Update References) コマンドは Pro/ENGINEER の参照を更新するために使用することができません。
任意のファイル参照を更新可能ですが、参照を更新(Update References)ウィザードの主な用途は壊れたファイル参照を修復することです。
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ファイルの検索 オプションにより、ファイル内の不明ファイルの他のインスタンスを探し、ファイルパスをリダイレクトすることができます。
複数のファイルを検索することができます。 検索できるのはボルトのみで、各参照は同じ名前のファイルで置き換えなければなりません。
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ファイルの置き換え オプションでは、壊れた参照をボルト内あるいはボルト外の別のファイルへのポインタで置き換えることが可能です。
ファイル参照は一度に1個つずつしか置き換えられません。 ボルト、またはボルトの外部を検索することができ、参照を異なる名前を持ったファイルで置き換えることができます。
- ボルト外のファイルを指定して参照を置き換える場合、ファイルをボルトに追加(Add Files to Vault)オプションで、ファイルをボルトのどこに追加するかを指定することができます。
参照を更新 ウィザードでは、次のようなメニュー オプションもあります:
- 参照されたファイルのリストを .csv ファイルに保存する。
- ファイル リストをExcelで開く。
- 列の表示を変更する。
参照を更新する前に、親ファイルおよびサブアセンブリやマルチボディ等変更したい参照を含むファイルをチェックアウトする必要があります。