レインフロー周期カウント手法

レインフロー周期カウント手法は、変動振幅荷重履歴の構成抽出を行います。ソフトウェアでは、次のようにこの方法を導入します。

1. 荷重履歴からピークと底を抽出。
2. 必要に応じてデータ ポイントを加え、最初および最後のデータ ポイントの振幅が同じになるようにします。
3. 最も高いピークを検出し、最も高いピークが最初と最後のポイントになるようにデータを並べ替えます。
4. 次のようにピークのカウントを開始します。
   1. 最初の 4 つのピークおよびトラフを考慮します (1、2、3、および 4)。2つ目のセグメントが最初および3つ目のセグメントに比べ垂直方向に短い（すなわち b が a と c に比べ小さい）場合に、レインフロー周期がカウントされます。
      
      
   2. サイクルがカウントされる場合、プログラムでは、すでにカウントされているピークを無視して最初の記録から開始します。ピークがカウントされない場合、プログラムでは次のピークのグループ (ピーク 2、3、4、および 5) をチェックし、プロセスが継続されます。最後に、各ピークおよびトラフがレインフロー周期に合致します。
   3. スタディのプロパティで指定したパーセントよりも低い付加サイクルは無視してください。
   4. 応力範囲および平均応力を、スタディのプロパティで指定したビン数に分割します。 レインフロー マトリックス チャートを使用して結果を表示できます。