モデルの 3D 印刷用の評価

3D プリンタを使用してモデルを印刷する前に、モデルの厚みとギャップを評価し、熱溶融樹脂法（FDM）3D 印刷技術を使用して印刷できるかどうかを確認できます。

レイヤー高さおよび選択した熱可塑性樹脂材料に基づいて、モデルの印刷前に板厚とギャップ幅の問題を特定できます。

3D プリンタ（3DPrint）ツールにより、板厚や、溝の 2 つの面間の距離が特定のしきい値より小さい場所が識別され、モデルの形状がハイライト表示されます。 このツールが役立つのは、大きいモデルをスケール ダウンするとき、または詳細モデルを 3D プリンタで印刷するときです。

モデルを 3D 印刷用に評価するには:

  1. ドライブ文字:\Users\Public\Public Documents\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS バージョン\whatsnew\model_display\airplane.sldprt

    を開きます。
  2. 標準ツールバーのPrint3D をクリックするか、ファイル（File） > Print3Dをクリックします。
  3. PropertyManager で、設定（Settings）をクリックし、次を行います。
    1. モデル底面（Bottom plane of model）を設定します。
    2. スケール（Scale）に値を設定します。
    3. スケールにフィット（Scale to Fit）をクリックします。
  4. PropertyManager でプレビュー（Preview）タブをクリックし、レイヤー高さ（Layer height）で以下を行います。
    1. レイヤー高さ（Layer　Height）を 0.5 に設定します。
    2. 厚み/隙間解析（Thickness/Gap Analysis）とユーザー定義厚みと隙間（Custom thickness and gap）を選択します。
    3. 厚み/隙間（Thickness/Gap）を 2.5 に設定します。
    4. 角度（Angle）を 178 に設定します。
    5. 計算をクリックします。
    薄すぎたり、隙間が大きすぎたりするモデルの領域が表示されます。