テクスチャ外観をモデルに追加した後、3D テクスチャ(3D Texture)ツールを使用してテクスチャの外観をグリップ バンプに変換します。 その後、3D プリンタや他の製造方法を使用して、モデルとバンプを製造できます。
- system_dir:\Users\Public\Public Documents\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS 2019\samples\whatsnew\model display\spray_gun.sldprt を開いていること、およびテクスチャ外観を適用していることを確認します。
- FeatureManager® デザイン ツリーで、ソリッド ボディ(Solid Bodies)
フォルダ内の Imported1
を右クリックし、3D テクスチャ(3D Texture)
をクリックします。
3D テクスチャ(3D Texture) PropertyManager の
テクスチャ化するボディ(Body to texturize) の下に、
Imported1 が表示されます。
3D テクスチャ(3D Texture)フィーチャーは、一度に 1 つのボディにのみ適用できます。 ボディ全体がメッシュとして表示されます。 テクスチャ外観のメッシュには、その初期形状が表示されます。
テクスチャ設定(Texture Settings)で、リファイン(Refinement)と距離(Distance)のデフォルト値をメモしておきます。
- ツールチップを展開するダイナミック ヘルプ(Dynamic Help)を選択解除します。
-
テクスチャ設定(Texture Settings)にあるテーブルで、テクスチャ(Texture)の最初の行の grayscale.jpg を選択します。
このテクスチャを 3D に変換(Convert this texture to 3D)と白は上、黒は下(White up Black down)が選択されています。
- 白は上、黒は下(White up Black down)を選択解除し、外観の黒色を使用して 3D テクスチャ フィーチャーの最大のオフセット距離を作成します。
テーブルのアイコンが

に変化し、黒がアップになっていることを示します。 使用するグレースケールの高さマップと表示されている結果に基づき、このオプションを指定します。
- テクスチャのオフセット距離(Texture Offset Distance)のスライダーを移動し、テーブルの距離(Distance)の値が約 12mm になるようにします。
この値は、ボディからの 3D テクスチャの最大オフセット距離を制御します。
- 最大要素サイズ(Maximum Element Size)のスライダーを移動し、値が約 6.10mm になるようにします。

3D テクスチャがより詳細に定義されます。
この値は、メッシュ全体の最大要素サイズを制御します。
-
リファイン(Refinement) の値が約 0.14 になるように、テクスチャ リファイン(Texture Refinement)のスライダを移動します。
この値は、3D テクスチャ フィーチャーの領域でのローカル メッシュのリファインを制御します。 リファインは、グレースケール イメージ内の輪郭に合うようにファセットを追加します。 この値を大きくすると、モデルの表示品質が向上しますが、処理時間も長くなります。
- 高さが過大に見える場合は、テクスチャ オフセット距離(Texture Offset Distance)スライダを左に移動し て、距離(Distance)の値を 6mm に減らします。

3D テクスチャのメッシュがよりスムーズになります。
-
をクリックします。 推奨事項:
3D テクスチャ(3D Texture)フィーチャーは、ボディをグラフィック ボディに変換するため、
3D テクスチャ(3D Texture)フィーチャーを部品の最後のフィーチャーとして追加する必要があります。
グラフィック ボディを持つ 3D テクスチャ(3D Texture)
フィーチャーが FeatureManager デザイン ツリーに表示されます。 グラフィック ボディ(Graphic Bodies)
フォルダで、グラフィック(閉じた)(Graphic (Closed))
は、生成されたモデルがウォータータイトであり、3D プリントが可能であることを示します。
次に、グラフィック ボディをメッシュ BREP ボディに変換して、製造用途に使用できます。 グラフィック ボディを選択し、

をクリックします。