ソルバ自動選択(Automatic Solver Selection)
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スタディの種類、解析オプション、接触条件などを基準に、ソフトウェアがソルバを選択します。一部のオプションと条件は、直接スパース法または FFEPlus にのみ適用されます。
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直接法
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直接スパース ソルバを選択します。 十分な RAM と複数の CPU を使用できる場合は、直接スパースを有効にします。 線形静解析の場合、200,000 dof ごとに 1GB の RAM が必要です。 直接スパース ソルバでは、FFEPlus ソルバの 10 倍の RAM が必要です。
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FFEPlus
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FFEPlus ソルバを使用する場合に、このオプションを選択します。 このソルバは、大きな問題をより効率的に処理できる高度な計算手法を使用しています。 2,000,000 dof ごとに 1GB の RAM が必要です。
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大きな問題の直接スパース
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機能強化されたメモリ割り当てアルゴリズムを利用することにより、大きな問題の直接スパース ソルバは、コンピュータの物理メモリを超えるシミュレーション問題を取り扱うことができます。
最初に直接スパース ソルバを選択し、メモリ リソースの制限のためにアウト オブ コア ソリューションに到達した場合には、警告メッセージによって大きな問題の直接スパース に切り替えることが警告されます。
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Intel 直接スパース ソルバ |
Intel 直接スパース (Intel Direct Sparse) ソルバは、静解析、熱伝導解析、固有値解析、線形動解析、非線形解析の各スタディに使用できます。 Intel 直接スパース (Intel Direct Sparse) ソルバでは、インコアで解析されるシミュレーション問題の解析速度を改善するために、機能強化されたメモリ割り当てアルゴリズムおよびマルチコア処理機能を利用しています。 直接スパースおよび Intel 直接スパース ソルバのほうが、マルチコアをより効率的に活用します。
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Intel ネットワーク スパースソルバ |
Intel ネットワーク スパース ソルバを使用して、シミュレーションの実行をローカル ネットワーク ドメインに接続されている別のコンピュータにオフロードします。 詳細については、Simulation ヘルプ: オフロード Simulation のトピックを参照してください。 |