正接選択ファセット(Tangent Select Facets)ツール
を使用して、シード ファセットから正接するファセットを選択できます。
正接選択ファセット(Tangent Select Facets)を使用してファセット グループをデシメートするには:
- 同じグラフィック メッシュ ボディである piggy_bank.STL を使用して、モデルの右の耳にズームします。
- をクリックします。
- グラフィックス領域内で:
- 右クリックし、正接選択ファセット(Tangent Select Facets)をクリックします。
- 耳のファセットを減らす領域でファセットを 1 つ以上選択します。 これらのファセットはシード ファセットです。
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正接選択ファセット(Tangent Select Facets)ダイアログ ボックスで、次のように操作します。
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角度公差(Angle Tolerance)はデフォルト値のままにします。
ファセットがファセット グループに含まれるのは、その法線とシード ファセットの法線がなす角度が角度公差以下である場合のみです。 角度公差(Angle Tolerance)の調整は、スライダーを移動するか、上
下の矢印をクリックすることで行えます。
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隣接の限界(Adjacency Limit)をクリックし、「10」と入力します。
シード ファセットから入力した数字以内のファセットのみがファセット グループに含められます。 たとえば、この場合は、シード ファセットから 10 ファセット以内のファセットのみがツールによって選択されます。 上
下の矢印をクリックして、隣接するファセットを反映するシード ファセットまでの距離を調整できます。

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をクリックして正接選択ファセット(Tangent Select Facets)ダイアログ ボックスを閉じます。
デシメーション(Decimation)PropertyManager には、ファセット グループ <1> の合計ファセット数が表示されます。
- PropertyManager でこのファセット数を半分に減らします。
- 減少率(Percentage Reduced By)
に「50」と入力します。
- 最大距離偏差(Maximum Distance Deviation)
を 25mm に設定します。 このオプションは、元のメッシュと結果のメッシュの間の最大変位許容値を設定します。 この値を大きくすると、大幅なデシメーションが可能になります。
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計算をクリックします。
プログレス(Progress)ダイアログでデシメーションのステータスがレポートされます。 プロセスが完了すると、デシメートされたボディのプレビューが生成されます。
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をクリックします。