このオプションを使用して、選択した幾何要素に剛体結合している参照位置に、リモート荷重(力またはモーメント)を適用できます。
リモート荷重/質量(Remote Loads/Mass)PropertyManager で、接続タイプ(Connection Type)にリジッド(Rigid)を選択します。
リモート位置は、モデル ジオメトリの外側になります。 X、Y、Z 方向で、リモート位置、参照座標系、リモート位置に接続された幾何要素、および力(またはモーメント)構成部品を定義します。 リモート位置は、剛体の棒によって選択モデル エンティティに結合されています。 選択した要素(面、エッジ、頂点)は、共通のリモート点に剛結合されているので、剛体としての移動以外は生じません。 適用されたリモート力(またはモーメント)は、選択されたエンティティ上の結合節点のモーションを指示します。 剛結合のある面付近には高い応力が発生する可能性があります。
リモート質量を定義して、抑制されている構成部品、または幾何形状において定義されていない構成部品を表すこともできます。 リモート質量は、抑制された(モデル化されていない)構成部品の重力の中心(CG)に適用します。 質量慣性モーメントは CG を中心とし、また全体座標系あるいは X-Y-Z 軸がユーザー定義座標系の X-Y-Z 軸に平行な座標系に対して計算されます。
静解析、固有値解析、線形動解析、座屈解析の各スタディでは、ボディをリモート質量として扱うこともできます。 Simulation ヘルプ トピック 「リモート質量としてのボディの処理」を参照してください。