新しい Simulation スタディのグローバルレベルの相互作用にデフォルト設定を指定します。
新規スタディのグローバルレベルの相互作用に設定を指定するには:
- をクリックします。デフォルト オプション(Default Options)タブで、相互作用(Interaction)をクリックします。
グローバル相互作用タイプ
シミュレーションでは、指定されたクリアランスに基づいて最初に接触していない、正規のジオメトリ エンティティに、ボンドまたは接触の相互作用が適用されます。 これらの設定により、わずかに不完全な形状のモデルでもシミュレーションを実行できます。 デフォルトのクリアランスをカスタマイズして、モデルに適合させることができます。
正規のジオメトリ エンティティの相互作用のグローバル設定は、コンポーネント相互作用およびローカル相互作用の定義に伝播します。
線形静解析 |
線形静解析のグローバル相互作用タイプ、 ボンド(Bonded)、接触(Contact)、フリー(Free)を指定します。 |
プロパティ(Properties)
ボンドのギャップ範囲: |
ジオメトリ エンティティがボンドの相互作用に適合できる最大クリアランスを指定します。 デフォルト値は、モデルの長さの 0.01% です。 このしきい値よりもクリアランスが大きいジオメトリ エンティティは、グローバルレベルでボンドされません。 |
シェル エッジを含む - ソリッド面/シェル面とエッジのペア(遅く) |
ボンドの許容クリアランス内にあるエッジのペアに対して、エッジ間ボンド接触セットを作成します。ボンドに適したシェルまたは板金ボディの有効なエッジ ペアは次のとおりです。 - 直線、平行、非干渉のシェル エッジ(または一定の公差内でほぼ平行)。
- 半径が等しく、同心で干渉しない円形エッジ。
- 1 つのソリッド面またはシェル面(平坦または円筒形)にボンドされたシェル エッジ(直線または円弧)。
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接触を考慮するギャップ範囲: |
ジオメトリ エンティティが接触に適合できる最大クリアランスを指定します。 デフォルト値は、モデルの長さの 10% です。 |
ギャップが次の場合に領域を安定化します: |
小さな剛性を適格領域に適用して、ソルバが不安定性の問題を解消し、シミュレーションを開始できるようにします。 初期クリアランスがモデルの長さの 1% というしきい値内であるジオメトリに接触安定化が適用されます。 |
摩擦係数 |
グローバルな接触条件に対する静的摩擦係数を指定します。 摩擦係数の許容範囲は 0 ~ 1.0 です。 静的摩擦力は、接触する位置で生成される垂直力に、指定された摩擦係数を乗算することによって計算されます。 摩擦力の方向は動く方向と反対です。
ローカル接触条件の場合は、摩擦係数をローカル相互作用(Local Interactions)PropertyManager で指定します。
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応用
接触境界間に共通の節点を適用 |
アセンブリとマルチボディ部品の異なるボディの接触境界にメッシュ連続性を適用します。 接触する構成部品は、1 つのボディとしてメッシュ分割されます。 |
接触定式化 |
グローバル接触理論を指定します。 どちらの接触理論も、ソースとターゲットのジオメトリ エンティティ間の干渉を防ぎますが、相互に離れる動きは許可します。
面-面
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このデフォルト オプションは、精度が高く、ただし低速です。 面 - 面接触のトピックも参照してください。
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点-面
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一般的に、面-面(Surface to Surface)接触は、より高い精度が得られますが、2 つの面間の接触領域が非常に小さくなる場合や、線または点まで縮小される場合は、点-面(Node to Surface)オプションを使用したほうが、良好な結果が得られます。 「点 - 面接触」も参照してください。
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ボンド定式化 |
独立してメッシュするボディのグローバルボンド定式化を指定します。
面-面
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このデフォルト オプションは、より正確ですが低速です。 2D 簡略化スタディでは、ソルバは、エッジ‐エッジ ボンドを適用します。
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点-面
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複雑な接触サーフェスを含むモデルを解決するときにパフォーマンスの問題が発生する場合は、このオプションを選択します。 2D 簡略化解析では、節点‐エッジ ボンドが適用されます。
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