エンティティの結合（Welding Entities）
結合（Weld）コマンドにより2つのエンティティを1つにマージできます。 直線、開いたポリライン、円弧、楕円弧、開いたスプラインをマージすることができます。 また、円弧を円に、楕円弧を楕円に変換することができます。
エンティティを結合する際には次のガイドラインに従ってください：
- 直線は1方向に整列している必要があります。 同一線の線を結合することもできます。この結果、遠い方の端点が残り、新しい線によりそれらが接続されます。
- 円弧は同じ中心点と半径を共有していなければなりません。 円弧はソース エンティティから反時計回りに結合されます。
- 楕円弧は同じ楕円上になくてはなりません。 楕円弧はソース エンティティから反時計回りに結合されます。
- ポリラインは直線、円弧、ポリラインを結合して単一のポリラインにすることができます。 マージできるのはソース ポリラインと結合指定するエンティティの端と端が接している場合のみです。 エンティティは同じ平面上になくてはなりません。 直線、円弧、楕円弧の結合とは異なり、ソースエンティティがポリラインの場合はエンティティ間に間隔のあるものは結合できません。 EditPolyLineコマンドを使ってエンティティを既存のポリラインに結合することもできます。
- スプラインは間にギャップがあってはなりません。 元のエンティティ間の遷移が正接方向でない場合スプラインの外観が変化します。
エンティティを結合するには：
- 修正（Modify） > 結合（Weld） をクリック（または Weld と入力）します。
- ベースエンティティを選択します。
- ソース エンティティとマージするエンティティを指定します。
- 円弧または楕円弧を求めるプロンプトでは 閉じる（Close）オプションを指定することもできます。 閉じる オプションは円弧を円に、楕円弧を楕円に変換します。
- Enter キーを押します。
コマンド: Weld
メニュー: 修正（Modify） > 結合（Weld）