複合減衰(Global Damping)PropertyManager

複合減衰(Global Damping)PropertyManagerは、複合減衰行列の作成のオプションを設定します。

モーダル減衰 各モードに対するモーダル減衰比を直接定義することができます。

材料減衰から計算

このフラグがチェックされると、モーダル減衰比は材料減衰比 MDAMP に基づいて計算されます。

材料減衰比 MDAMP は材料(Material)ダイアログ ボックスのプロパティ(Properties)タブで定義します。

減衰比

各モードに対する臨界減衰比率を指定します。

Rayleigh 減衰

線形動的解析スタディと非線形動的解析スタディで使用できます。

複合減衰行列は質量、剛性、行列の比例組み合わせとして生成されます。次に例を示します。

C = α[M] + β[K]:ここで、Cは減衰行列、Mは質量行列、Kは剛性行列です。

パラメータ(Parameters)

  • アルファ係数質量比例係数 α を設定します。
  • ベータ係数(Beta Coefficient):剛性比例係数 β を設定します。
2 つの位置間で、集中減衰(concentrated dampers)を定義することもできます(モーダル時刻歴解析のみ)。