モーダル減衰

モーダル減衰は、各モードにおける臨界減衰係数 Ccr の比として定義されます。臨界減衰 Ccr はシステムを振動のない均衡状態に戻す最小量の減衰です。

モーダル減衰比率は適切な実験結果に基づいて正しく測定することができます。その値は、低減衰のシステム(0.01)から高減衰のシステム(0.15 以上)まで異なります。

実験データが使用できない場合は、同じようなカテゴリのシステムのデータを使用して、減衰特性を決めます。低い減衰比は、振幅が小さくなる高い減衰比より保守的であると言えます。一般的に、減衰を無視するとシステム応答は控えめに推定されます。