ランナー システム(Runner System)PropertyManager

溶融ポリマーは、ランナー システムを通ってインジェクタ ノズルから部品キャビティへと流れます。

ランナー システム(Runner System)PropertyManager を開くには:

  • PlasticsManager で、領域(Domains) を右クリックし、ランナー システム(Runner System)をクリックします。
ランナー領域を作成するには、次の方法のいずれかを選択します: スケッチベース ランナー(Sketch-Based Runner)またはランナー ウィザード(Runner Wizard)

方法

  スケッチベース ランナー(Sketch-based Runner) 既存のスケッチをランナー チャネルの中心線として使用します。 ソリッド解析処理では、メッシュ作成のベースとして一時的なソリッド ボディが作成されます。
  ランナー ウィザード(Runner Wizard) ランナー ウィザード(Runner Wizard)PropertyManager を使用して、個別のスプルー、ランナー、およびゲート構成部品を含む完全なランナー システム ジオメトリを指定します。

スケッチベース ランナー(Sketch-Based Runner)

ランナー レイアウトの標準断面の 1 つを選択し、その寸法を指定します。

選択アイテム チャネル レイアウトを定義するスケッチ線を選択します。
  寸法値を反対側に反転 選択されているランナーの寸法値を反転します。
円形 スケッチの各直線セグメントにチャネル直径 D1 および D2 を指定します。 または、D1 および抜き勾配角度 を指定します。 固体とシェルの両方の処理で使用できます。
矩形(Square) スケッチの各直線セグメントに正方形断面 D1 および D2 の寸法を指定します。 または、D1 および抜き勾配角度 を指定します。 また、断面の方向角度 も指定します。 シェル処理でのみ使用できます。
半円(Half Circle) スケッチの各直線セグメントにチャネル直径 D1 および D2 を指定します。 または、D1 および抜き勾配角度 を指定します。 また、断面の方向角度 も指定します。 シェル処理でのみ使用できます。
矩形 スケッチの各直線セグメントに矩形断面 D1、D2、D3、および D4 の寸法を指定します。 または、D1 と D2 および抜き勾配角度 を指定します。 また、断面の方向角度 も指定します。 シェル処理でのみ使用できます。
台形(Trapezoid) スケッチの各直線セグメントに台形形状 D1、D2、D3、D4、H1、および H2 の寸法を指定します。 または、D1、D2、H1、および抜き勾配角度 を指定します。 また、断面の方向角度 も指定します。 シェル処理でのみ使用できます。
楕円(Ellipse) スケッチの各直線セグメントに楕円断面 D1、D2、D3、および D4 の寸法を指定します。 または、D1、D2、および抜き勾配角度 を指定します。 また、断面の方向角度 も指定します。 シェル処理でのみ使用できます。
要素数(Number of Elements) スケッチの各直線セグメントの流れ方向におけるメッシュ要素の数を指定します。
  指定(Assign) 現在の設計パラメータを選択した直線セグメントに適用し、それに応じてグラフィック領域を更新します。
  削除(Delete) 現在の選択を除去します。