バージョン フリーの変数

ファイルをチェックアウトすることなく、またファイルをチェックインしなおしたときにファイルのバージョンを更新することなく、ファイルの変数をアップデートすることができます。

これにより、ファイル自体を変更せずに、コストなどの徐々に変化する変数をアップデートできるようになります。

さらに、チェックアウトが許可されていないステータスのファイルがあったとしても変数を変更することができます。

チェックアウトされたファイルについてバージョン フリーの変数を更新すると、新しいバージョンのファイルが作成されます。

バージョン フリー機能の変数への追加

変数を更新する権限がある場合、変数をバージョン フリーの変数に変更できます。

  1. 変数 を展開します。
  2. バージョン フリーの変数に変更する変数をダブルクリックします。
  3. 変数の編集 ダイアログ ボックスで、バージョン フリー をクリックします。
  4. バージョンの更新 で、次のいずれかを実行します。
    • すべてのバージョン を選択すると、ファイルのすべてのバージョンとリビジョンに変数の更新が影響します。
    • 最新バージョン を選択すると、最新バージョンのファイルのみに更新が影響します。
  5. OK をクリックします。

バージョン フリーの変数を更新するための権限のユーザーへの付与

ユーザーを管理する権限がある場合、バージョン フリーの変数を更新するための権限をユーザーに付与できます。

  1. ユーザー を展開し、ユーザーをダブルクリックします。
  2. ユーザーの プロパティ ダイアログ ボックスで、フォルダ権限 をクリックします。
  3. フォルダ毎の許可 タブで、フォルダーを選択します。
    ボルト全体の権限を割り当てるには、ボルトを選択します。
  4. フォルダ権限 で、バージョン フリーの変数データの編集 をクリックします。
  5. 状態の権限 をクリックします。
  6. ワークフローワークフロー ステータス を選択します。
  7. 権限 で、バージョン フリーの変数データの編集 をクリックします。
  8. OK をクリックします。